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なぜ起業するのか?なぜ会社を経営しているのか?企業理念の葛藤。

なぜ起業するのか?

起業した後としては、なぜ会社を経営しているのか?

つまり企業理念もしくは経営理念ということになりますが、振り返ってみたいと思います。

起業の時の理念と経営してからの理念がずっと一緒であることが望ましいとは思います。

そのため、これから起業したいと思っている方がいたとしたら、まずはどうして起業したいのか?と訪ねるだろうなと思います。

理念が無ければ起業してはならないということではないです。

ただ、起業して、経営していくと必ず理念を問われる場面が来ます。

私もそんな一人でした。

なぜ起業するのか?となぜ会社を経営するのか?どちらも企業理念ではあるのですが、違う場合もあるとは思います。

以前の記事で私の起業背景を記載しましたが、そこで書いたように、世の中に何か残りたかったという理由で起業しました。

ただ、それだけでは壁にぶつかります。

私の場合、社員、つまり会社としての組織が上手く機能しなくなりました。

個人的に何かを残したいという思いだけでは、社員の人はどう動けばいいのか分かりません。

という事でもう少し踏み込んでなぜ経営してるのか、つまりこの会社はなんのために存在しているのかを考える必要が出てきました。

会社の理念の行き着く先は全て一緒になり、困った。

では、なんのために存在するのかを考えるようになり、そもそも理念とは?ということを調べたり、他の会社の理念を調べたりします。

なんとなく分かったような分からないような感じになるわけです。

結局、平たく言えば、なんのために存在するのかということで、なぜなぜみたいに考えていくわけですが、

そうすると結局、世の中を良くするために、とか自分や周辺の幸せのためというところに行き着いてしまうわけです。

では理念がこれで良いかと言うと全ての会社がこれに含まれてしまって、これでは逆に私達の存在意義が分からなくなってしまいました。

ここが大変自分でも苦しんだ点でした。

自分達の存在意義を考えていたら、他の会社の存在意義と同じになってしまう。

ではどうしたかというと、

世の中を良くしたいという思いは一緒で良いと考えました。

では、どのような方法で世の中を良くするか?と問われるとそれぞれの方法が出てくるので、これを理念にすれば良いと考えました。

飲食店なら食を通じて笑顔を増やす→そして世の中を良くする

美容院なら美を追求して心も美しくする→そして世の中を良くする

こんな感じで、どんな方法で世の中を良くするのか手段を目的にするという考えです。

そうすると自分たちらしさが生まれてきます。

そらのしたの理念は?

もっと良い世の中にしたい。

今の若い人やこれから生まれてくる子供たちにとって、未来の明るい社会であってほしいと思います。

生きてないので知らないですが、高度成長期の頃なんかは、そんな夢あふれる状況だったのかなと勝手に想像していて、

絶望に感じているよりは、希望に満ち溢れてほしいわけです。

なんか一人の人間がどうすることもできないような課題ですが、解決はしなくても近づくことはできるだろうと思ってます。

解決法は結構簡単で、大人たちがかっこよければ解決します。

仕事が楽しい!毎日が楽しい!

つい言葉に出てしまうような日々を送っていれば、子供たちは楽しそうなものについていきたくなります。

そんな風に感じていた中で、自分の中で楽しかった出来事、思い出を思い返していきました。

会社勤め時代に経験したある小さな出来事を思い出しました。

後半に続く



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