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今まで味わったことのない不安と緊張感を海外挑戦で感じている話

こんにちは、そらのした室野です。
アウトドアメンテナンスサービスで海外展開をしたいと思い、日々奮闘中です。

ついに先日ウェブサイトも作りました。ハブスポットというCMSツールを使って作ったので、だいぶ素人感が漂いますが、それでも英語ページです。
日本で英語ページを作った場合、ちゃんと検索でヒットするのか問題を感じていたのですが、ハブスポットならばそもそもアメリカのサービスですし、サーバー等もアメリカだと思うので、おそらく検索でヒットしないという課題はクリアできているだろうと思います。一歩前進です。

そんな感じで少しずつながらも前には進んでいる一方で、今までに味わったことのない不安と緊張感も感じています。

どんな不安や緊張感?

若干言葉にするのがむずかしいのですが、

それはこのまま進めても大丈夫なんだろうか、もうちょっと、確信を持ちながら進めた方がいいのではないだろうか、そんなところからくる不安と緊張感です。

今までに経験したことのない世界に行こうと思っているので、こっちでいいのかな?なんて不安なんです。霧で周りが見えない山道を歩いているような不安感です。

まだ起業したときの方が気が楽だったと感じます。まだもうちょっと自信があったのか、それとも失敗を恐れていなかったのか、どちらもあったのかもしれませんが、ここまでの不安を感じては無かった気がします。

なぜ不安に思うのか?

そして、なぜそんな風に思うのかなと考えたんです。

このまま進むことに対してどんなデメリットがあるのだろうか?

例えば試作などをする際に費用は発生します。とは言え、毎回試作みたいな工程の為、施策をすることにあたって多額の費用が掛かることはありません。時間もかかりますが、それもすごい時間がとられるというわけでもありません。

ではいったいどんなデメリットなのか?

よく考えてみると、上手く行かなかったときに、信頼を失うのが怖かったというだけでした。

皆に好かれたい、試作段階に入った人、みんなに好かれたい、そんな気持ちだけな気がします。

今回の海外展開の事業はとても尖ったサービスを海外展開しようとしているので、みんなに好かれようなんて言うのはそもそも変なのです。むしろ10人に1人で良いからこんなのが欲しかったと言ってくれる人に出会いたいと思っていたはず。
最初はそう思っていたはずなんですが、いつの間にかそんな気持ちを忘れていました。

本当に恐れているのは?

だから、本当に怖いのは何だろうと考えてみました。

今、本当に怖いのは、何も進まず立ち止まってしまうこと。

霧の山道を歩いている時に、むやみやたらに歩くのは危険なのですが、今回はむしろ立ち止まっている方が危険な気がします。

それは自分の経験上というしかないのですが、今、先が良くわからない状況なのは仕方ないとして、それはこの場で立ち止まっているといつまでたっても先が見えないというのはよく経験している気がします。むしろ少しでも前でも横でも動いてみてみると、なんとなくかすかな光が見えるような、遠くの景色がわずかながら見えるような、そんなことって実生活でもよく経験する気がするんです。

だから、立ち止まるより、この場を動く方がいい。

今動くことでダメな結果が出たとしても、それが分かる方が良い。

そんな気がします。

不安なんですけどね。

昔読んだ本を思い出した

むかし、堀江貴文さんの多動力という本を図書館で立ち読みした際に、こんなことが書いてあった気がします。本持ってないので、立ち読みなのでかなーりうろ覚えですが…、

堀江貴文さんが街コンかなにかのイベントをやろうとしたという話だったのですが、その時に多くの人は、それじゃ3年後の開催に向けて検討していきましょう、なんて言う。で、3年後に開催できればまだいいが、検討に検討を重ねて開催が検討から5年経っていたなんてこともよくある、でも自分(堀江貴文さん)は1年目で開催するんだと。他の人が3~5年かけて初めて開催する頃には、自分はもう3回目だったり5回目だったりして、その経験がすでに大きなアドバンテージなんだというようなことが書かれていた記憶があります。(記憶が怪しいですが…)

確かに、今もそんな感じで、立ち止まって検討して、アクションがずっと先になっても、結局その検討は、実体験に基づいた検討じゃないので、大した検討になっていないことが多い。
それよりも実際にやってみて、実体験から得るフィードバックに基づいてブラッシュアップした方が、ずっとよい検討になる、というのはすごい身に染みて感じます。

だからこそ立ち止まっていることが一番危険に感じ、最初に記載していた不安な状態でもやってみようと、進んでみようと思いました。

宝くじは買うタイプです。

大丈夫、間違いないなんて分かっていたら、気は楽ですけど、朝鮮ではないですよね。

やってる本人は、不安で不安で、ドキドキですが、挑戦なんてそんなもんですね。

いつか、この記事見返して、こんな思いだったんだなんて振り返れたらいいなと思っています。


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