怒りの新宿「肉寿司」警察12時（お昼）
先日GOTOEATで新宿の「肉寿司」が売りのお店に行ったんです。
最近、新宿はなんだか「肉寿司」を売りにするお店が多くて、どこが美味しいか分からなかったので、とりあえず写真で美味しそうな料理のところを予約してみました。
お昼の12時の予約 3時間食べ飲み放題 ￥ 2,490
わあ、おやすうい。
ネットをみたところ注意事項は
１）先出し料理を5,6品程度ご提供致します。
２）食べきり次第食べ放題となります。
３）2~3名様は食べ飲み放題2時間制です。
４）お通しが￥３００かかります
まあ、ここまではそうだよね、というところ。
で、実際行ってみました。
サイトの写真
実際の写真
いや、別に笹はなくてもいいよ。でもさ、ちょっとさ、ほら肝心のあれが違いすぎないかい？
そして
１）先出し料理を5,6品程度ご提供致します。
２）食べきり次第食べ放題となります。
これが、2時間制っていってるのに全然でてこない。
ドリンク3杯飲んだところで、サラダ、漬物とだし巻き卵と鴨？みたいなやつとフライドポテトがようやくくる。これで40分。
てっきりこの3種盛がそれぞれ１と数えるのかとおもったら、まだあります、と言われる。
なので「早く出してください」といったらローストビーフ？なの？みたいなのが乗った寿司だと思われるもの（※酢飯ですらない・前述）が出てきて
次のを食べ終わったら注文できるーとおもったところで
鍋。しかもこれから調理。ここまでで1時間。
お店の人「これが食べ終わったら注文してください」
こ・の・や・ろ・う！
それもう、注文させないために必死です、ってやつだよね！？
むしろなんで食べ放題って銘うってんの？？？
どこらへんが「和牛の肉寿司・焼き鳥・肉料理など全170品のフード&ドリンクが贅沢食べ飲み放題！」？
5品のコース、お腹に余裕があったら注文自由ですよ的なコースの説明にしたほうがよくない？これ、補足説明でひっそり見える状態にするべきじゃなくない？
と、この段階で私の心に怒りに火がつき、メニューを眺めはじめる。
食べ放題を楽しむため、ではない。
もうここはこの戦いに勝つため、だ。
お昼に行ったので、お酒を飲まなかったのだけどここはシフトチェンジ。
「一番高いお酒を注文してやろう」
「生ビールは？」
「この手のお店はビールサーバーをきれいにしていない可能性があるので美味しくないのはNG」
「ウィスキーとかは？」
「ロックでいくならありだけど…梅酒やウイスキーは安いの探せば結構あるからなあ…まずいのは却下」
「下手なお酒よりオレンジジュースとかのほうが高いことあるもんね」
「そうそう。なので今回はこれだ！」
頼むのはカンパリオレンジ＆マリブコーク
「ジン、ウォッカ、ライチリキュール系は安いのもあるけど、カンパリはそもそもはそのブランドのお酒だし、マリブも同じくそのブランドのお酒。そして割るオレンジジュースは炭酸よりも高い。コークはしょうがないことにして、私たちが頼む酒はこの2択だ！」
もうここは、お店と私たちの仁義なき戦いである。
とりあえず飲む。最低10杯は飲む目標で飲む。
写真詐欺して、料理の提供をゆっくりにして食べ放題にさせないお店に正義の鉄槌を「食べ飲み放題」という向こうの牙城で崩してやるのだ！
ちなみにサラダは普通。3種盛の鴨は微妙、だし巻き卵は普通、漬物3種ぽいのは箸休めにちょうど良い。あと単価やっすいけど揚げたてのフライドポテトは美味しかった！
私「すみません、鍋早く煮たいので蓋ください」
店員「蓋ありません」
私「じゃあアルミホイルで蓋するのでアルミホイルください」
店員（外人さん）「アルミホイル、ナイデス」
絶対に、嘘だろ！
とりあえず煮てる間にもお酒を飲みまくる。
カンパリもオレンジジュースもおうちにあるんだけどなあ、って思いながら飲みまくる。
程よく出来上がったもつ鍋を食べる。美味しい！このテンションじゃなかったら普通に喜んで食べるレベル、だがこのもつ鍋はいま一番の牙城！
こいつを倒さない限りこの戦いには勝てない…！
もつ鍋を倒し、ようやく食べ放題のメニューへ
店員「一回につき3品までです」
よし。そういうつもりならこっちも高いものでいこう。
単価の高いもの…ここはごはんものなんか頼んだら一発アウトだ。
まずは軽いジャブ…
「鯖の刺身」「サーモンの刺身」「熊本の馬刺しのカルパッチョ」
刺身は単価が高い。馬刺しもしかりだ。どや顔で3品を頼む。
・・・こない。
なのでドリンクを注文し、催促。
カルパッチョが先にくる。
うん。ドレッシングの味しかしない。
あと刺身がこない。切るだけなのに来ない。
海にでも潜ってんのか。
ドリンクを注文し催促
刺身がきた。それぞれ2切れ。
なぜこれに15分以上かかる？
ちなみに、客は私たちだけである。重要だから2回言う。客は私たちだけである。
刺身がきたところで
私「カルパッチョ食べ終わったから1品頼んでいいよね？（圧）」
店員「・・・はい」
焼き鳥串１つを頼んでみる。
水っぽい＆まだ凍っていた刺身を秒で食べ終わり、追加の注文で店員さんを呼ぶ。
が、来ない。
大きい声で3回くらい呼んだらようやく来た。
私「カマンベールチーズ揚げと和牛赤身握り」
食べ終わった刺身2皿分の注文をする。原価の高いカマンベールチーズと、お店の看板である和牛赤身握りを頼んでおこうとおもったのだ。
さっきのローストビーフの寿司もどき（酢飯ですらない）はあくまでの5品の前菜的なもの。きっと食べ放題は良いお肉が来るだろう、と思っていたのだ。
この時までは。
なぜなら
私「この握り？ってなんの握りなんですか？」
店員（外人）「エート、メニュー二、ナイヤツ、デス」
というやり取りをしていたからだ。
店員「和牛赤身握りです」
おいこらてめえ！！！！！！！！！！！！！！！！！
さっきのやつじゃねえか！ご丁寧に酢飯ですらないやつじゃねえか！！！！
心が折れたので、肉寿司は15種類ほどあったけど、もう頼むのをやめた。
ぶっちゃけそれくらい美味しくない。
肉がまずかったので、もう、素材の味で勝負だ、と。意外と単価の高い生野菜をオーダーしようとする。
私「冷やしトマトで」
店員（外人）「ハイ。ア、ラストーオーダーデス」
私「え？」
店員（外人）「次ノ注文ガ最後デス」
ｍｊｋｙ
私「全然注文できてないんですけど」
店員（外人）「最後デス」
なので全部のちからを振り絞り注文する。
チキンロースト…はまずかった時に食べれない可能性がある。肉寿司は問答無用にむりだ。単価が高くても馬刺しのカルパッチョはもう不味くて頼みたくない。刺身も同じくだ。炭水化物は物理的に無理…。なにか最後の策は…こ、これは…！
私「サイコロステーキで」
サイコロステーキは形成肉だとしても微妙に単価の高い奴。普通の肉できたらそれはそれでよしとする。ということで〆をサイコロステーキにし、追加でカンパリオレンジのほかに温かいウーロン茶を注文する。
そこそこすぐに来たサイコロステーキは普通の牛肉で、それなりに美味しかった。
あったかいウーロン茶は、人肌の温度だった。まあ、熱いウーロン茶じゃなくて温かいウーロン茶って頼んだからね…。
結果
【先出しの料理】
サラダ、お漬物、だし巻き卵、鴨ロースト、フライドポテト、肉寿司もどき（ローストビーフっぽい何かが乗ってて酢飯じゃない）、もつ鍋
【食べ放題注文】
馬刺しのカルパッチョ、鯖刺身（2切れ）、サーモン刺身（2切れ）、鶏モモ串、カマンベールチーズ揚げ、冷やしトマト、サイコロステーキ
飲み物
ウーロン茶×４
カンパリオレンジ×５
オレンジジュース×２
という結果になりました。
お会計は￥ 2490 ＋￥300（お通し）×消費税１０％＝￥3069
…うーん。店員さんの態度的に戦いには勝った（元はとれた）と思うけど
だったら同じ新宿であと800円足してバルバッコアさんでシュラスコ食べ放題食べたり
ヒルトンのマーブルラウンジなんか200円近く安くてカレービュッフェ食べれたり
そっちのほうがいいなあ、と思ってしまうのでした。美味しい肉寿司が食べたい…です…
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