見出し画像

おすすめトイドローン3選


はじめに

一口にトイドローンといっても、色々な会社から色々なトイドローンが発売されていて、値段やデザインや機能なども様々で、何を買えばいいのだろうと思ってしまう方も多いと思います。そこで、私の意見だけでなく、すでに何年も仕事でドローンを使っている方や長年ドローンスクールで講師をしている方の意見も聞いて、おすすめのトイドローンを3つ(1台はFPVドローン)選びました。この他にも良いトイドローンはあり、他のものがダメというわけではないです。また、毎年新しいトイドローンが発売されているのですが、必ずしも新しいモデルの方が万人に向いているわけではありません。特にHoly Stoneは古いモデルの方が一等国家資格の練習に向いているのではないかと感じました。

トイドローンなんて必要?メリットは?

最初から本格的なドローンを買ってしまうと、すぐに損壊してしまうこともあったり、何よりうるさいので家の中で練習することができません。飛行フィールドに行ったり、ドローンスクールで練習させてもらうこともできるでしょう。しかし、手軽にどこでも練習できるとは言えません。
トイドローンは家の中で飛ばせるくらいには騒音も小さいし、やわらかい機体のため壊れづらいし、安価なので壊れても買い直ししやすいです。また、トイドローンは不安定なので、無人航空機操縦士国家資格のATTIモードでの実地試験対策としてとても有用です。(ATTIモードで練習できるドローンはDJIのPhantomやAUTEL ROBOTICSのドローンなどに限られます。)
ただし、このメリットはデメリットと表裏一体です。不安定すぎて、二等の実地試験に含まれているスクエア飛行や8の字飛行などには向いていないです。
この他、100g未満なものは登録や申請などが不要というメリット、すぐにバッテリーがなくなってしまったり、細かい操作ができない、というデメリットがあります。(トイドローンのバッテリーは一つのバッテリーあたり5分くらいが一般的です。)
大まかにまとめると、トイドローンは安価なため当然機能や操作性は劣ってはいるが、そのデメリットがあるからこそ活用できることがある、ということです。

1.Tello (RYZE)

数多く出ているトイドローンで一つだけしか買いたくないということであれば、迷わずこのTelloをおすすめします。

ドローンシェアNo.1のDJI社から技術提供を受けているため、DJI社のオンラインショップでも取扱があります。少し高くはなりますが、バッテリーが1つだとすぐになくなってしまいますので、バッテリーが3つ付いているTello Boost コンボ をおすすめします。
720p動画/5MP静止画が撮影可能なHDカメラを装備しています。もちろん、高額のドローンに比べたら画質は劣りますが、十分に空撮を楽しめます。また、Scratchなどを利用したプログラミングも楽しめますので、ドローンプログラミングに興味がある方にもおすすめです。発売されてからかなり年月が経っているので、新しいモデルを出してほしいです。

2.HS420 (Holy Stone)

Telloと同じく720p HDカメラで空撮が体験可能で、アプリを使用したジェスチャー撮影、軌跡飛行モードなどの機能もあり、1万円以下とリーズナブル。カメラが必要なければHS210、GPS搭載したHS155、バッテリーが一つあたり10分以上持つHS430などのモデルもあります。
ATTIモードの練習なら古いモデルですが、HS210をおすすめします。理由はゆっくりピルエットホバリングできるからです。HS430のプロポがいいと感じましたが、旋回をゆっくり行えない上に、音が大きすぎて家では飛ばせません。HS210のプロポは安っぽく、トイドローン特有の変な癖がつきやすい難点がありますが、ゆっくり飛ばす練習に向いていると感じました。

3.Leggero FPV (G Forece)

これはFPVドローンです。2.4GHz画像飛行により、免許不要で手軽にFPV飛行が可能で、スマホ用VRゴーグルやバッテリーも付属しています。映像のズレを検知して本体の位置を自動で制御してくれ、気圧センサーが自動で高さを維持してくれるので、簡単にホバリングできます。値段もお手頃でよし。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?