育休中の確定申告・節税技 ②保険料控除枠を活用しよう!
こんにちは、いろはです!
前回の記事に引き続き、育休中の確定申告について書いていきますね!
今回は、生命保険料控除についてです。
生命保険料控除とは、生命保険の保険料の一部を所得から控除してくれる制度です。
会社員の方は年末調整のときに会社を通して申告している方が多いと思いますが、忘れていた場合は確定申告で申請できますよ。
所得税・住民税が安くなるのでぜひ活用したいところですが、どんな保険でも入ればいいというものではありません。税金が安くなっても、使うかどうかわからない保険に高い保険料を掛け捨てていては、出費が増えるばかりですよね。
ここでは、損せずに生命保険料控除枠を活用できるおすすめの保険を紹介しますね。
生命保険料には3種類ある!
生命保険料控除では、年間の支払い保険料に応じて所得控除が受けられるので、所得税・住民税が減ることになります。
この生命保険料は、「生命保険料」「介護医療保険料」「個人年金保険料」に分類されます。
それぞれについて、控除される限度額が設定されていて、さらに所得税を計算するときと住民税を計算するときで、控除額が異なります。ややこしいですね。
所得税の方が控除限度額が大きいので、所得税に絞って話をすすめると、それぞれの保険料ごとに最大4万円が控除されます。そして、この4万円の控除を活用仕切るためには、年間8万円の保険料を支払う必要があります。
しかし、掛け捨ての保険に年間8万円 × 3払っていては、支出が増えるだけですよね。
生命保険料控除活用のポイントは、保険料が掛け捨てにならない、貯蓄型保険や個人年金を選んで加入することです。
ここで注意したいのは、3種類の保険料のうち、「介護医療保険料」は掛け捨ての保険しかありません。
なので、ここでは「生命保険料」と「個人年金保険料」の枠を最大限活用することを考えてみます。
貯蓄型の生命保険おすすめ
まずは生命保険料に該当する、貯蓄型の保険をご紹介しますね。
明治安田生命 じぶんの積立
1口 5000円 / 月から加入できて、5年間払込(1口の場合は30万円払込むことになります)。10年で満期を迎え、満期保険金は払込保険料の103%を受け取れます。積立貯金感覚で払込ができて、少し増えて返ってくるのはうれしいですよね。死亡保険がついているので、生命保険料に該当します。
1口だと年間保険料が6万円なので、控除枠を使い切るまではいかないのが惜しいところです。余裕のある方は2口加入するのもいいと思います。銀行に預けおくよりは増えますよ(ただし、貯金のように途中で引き出したりすることはできないので注意してください)
ソニー生命 学資保険(無配当)Ⅲ型
実は、学資保険も生命保険料に該当するんです。
ちいさいお子さんがいらっしゃる方にはおすすめです。
学資保険商品はいろいろな保険会社が販売していますが、私が調べた中ではソニー生命が一番払戻率が高かったです。契約条件によって返戻率は変わってくるので一概には言えませんが、私の場合は返戻率105%になりましたよ。
ネックは、月々の保険料が結構高くて、控除の枠は遥かに超えていることですが、お子さんの学費を貯蓄しているご家庭は多いと思うので、ただ銀行に積み立てるのよりはこちらの方がお得ですね。
個人年金おすすめ
JA共済 ライフロード
個人年金を契約するならこちらがおすすめです。
私が契約したときには、返戻率110%!(契約年齢、条件によって異なります)
他社は105%〜107%程度なので、飛び抜けて高いことがわかりますね。
円建ての積立利率変動型の個人年金なのですが、最低利率の保証があるので安心です。
自分に合った保険を選んで、保険料控除を賢く活用しよう!
以上、私のおすすめ保険をご紹介してきました。
税金が安くなるので、積極的に活用していきたい保険料控除ですが、控除を使い切るために、月々の保険料支払いが嵩んで生活が苦しくなっては本末転倒です。
ぜひ、自分の収入やライフスタイルと相談して、保険料控除を賢く活用してくださいね。
生命保険や医療保険に入っている方は、保険
今、妊娠中や今年出産された方で、保険入ってない、もしくは、控除枠使い切れてない、という方は、学資保険への加入を検討されてみてはいかがでしょうか?子どもの教育資金準備のための積立型の保険である学資保険ですが、実は生命保険料控除の対象になるんです!数%ですが利子もつくので銀行に預けておくよりは増えますね。
ふるさと納税
夫はもともとふるさと納税好きなので、去年も上限ギリギリまでふるさと納税していました。医療費控除、保険料控除によって上限額が変動するので、しっかり上限額を計算しておくのがおすすめです。
私も今回はふるさと納税を初めてしてみました。返礼品の種類は多種多様なので、育児に役立ちそうなアイテムを探して納税先を選びました。
私の名義では確定申告はしなかったので、ワンストップ特例制度を利用しましたよ。
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