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涙も出ない

気象予報士試験が終わり、ホッとしたのもつかの間、

仕事うまくいってない。

だいぶ前からうまくいってなかったけど
最近はもっとうまくいってない。

スピード感のなさは重々自覚しているし、
一瞬でも迷うことがあるとすかさず注意されるので
一番の近道を通る仕事ができるように
日々努力しています。

でも、毎回怒られる。

注意ってかんじじゃなくなってきた。

きっと私がいけないんだと思う。
なかなか仕事を覚えられないから
私がいけないんだと思う。

今日も言われました。

もう半年も経ちますよね・・・って。
自分でもそう思う。

これくらいのことは知っていると思って
言わないこともあるけれど
分からないことがあったら
その場で聞いてくださいって言われたので

分からないから聞いて、その通りにやったら
今度は他の人に怒られてしまった。
聞いてやってもダメなら、どうすれば良かったのかな?と
本当に分からなくなってしまった。

質問に対してぶち切れられたら
聞くのも怖くてどうしたらいいのか・・・

悲しくて辛いんだけど
全然涙も出ない。

ずっと自分を責めてばかりで
きっともう辞めて欲しいと思ってるんだろうなと思うんだけど
仕事を覚えたら怒られないのかなとか
もうちょっとはしゃべってもらえるのかなとか
そんな風に思ったりしています。

その場にいても
居ないように無視されているのは
けっこう心が辛い。

でも仕方ない。仕事を覚えられない私が悪いから。
何やっても遅い私が悪いから。

最近、本当に自分の行動が遅すぎて
今までもこんなに遅かったかなと
何だか自分じゃないみたいな
そんな気がするときもあります。

それと、早口の人の話が聞き取りにくくて
途中から話が分からなくなってしまって
結局何言われているのか
分からなくなってしまう。

今やっていることがあるのに
その途中で、
あれやりました?これやりました?って聞かれると
本当に慌ててしまって
手に持っていた物を落としてしまったり
めちゃくちゃになってしまう。

ひとりで放っておいてもらうと
自分のペースだから秒を争うほどのスピードは出ないけど
怒られない程度の仕事はできる。

でも、この程度じゃダメなんだろうな。

先日、24時間テレビでやっていた
「虹色のチョーク」というドラマを見ました。

知的障がいをもつゆいちゃんが
「だいじょうぶろ、だいじょうぶろ」と言いながら
工場で仕事をしていました。

実はこれはおばあちゃんが
いつも遅いからって泣いているゆいちゃんの頭をなでながら
「大丈夫よ、大丈夫よ」って
言ってくれていた魔法の言葉だったのです。

ゆいちゃんは、「だいじょうぶろ、だいじょうぶろ」って
自分に言い聞かせて、すごく頑張っていたのです。

そんなシーンがありました。

私もいつも行動が遅いから
この言葉がすごく印象に残りました。
がんばっているゆいちゃんの
その気持ちすごく分かりました。

行動が遅いと時代に取り残されちゃうし
邪魔にされるし

そんな中でも必死に頑張っている。

今の自分
そっくりそのままだと思いました。

ふだんテレビは見ない私ですが
このドラマは直感で見てみたいと思って
気象予報士試験の前日でしたが
リアルタイムで見ました。

そして、ドラマに勇気づけられました。

私ももっと頑張らないといけないと思いました。
まだできる。きっとできるようになる。

そう信じて、もう少し頑張ってみます。





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