【デュエニケ】NIKKE DUEL ENCOUNTERは遊べる新時代のアクスタになれるか?
お疲れ様です。僕です。
今日は友人が興味津々すぎて、近くの講習会に行くように命じられた僕がMovicの新作アナログゲーム、NIKKE DUEL ENCOUNTER(以下デュエニケ)のルールとか感想とか諸々述べていきます。
NIKKE DUEL ENCOUNTERとは
NIKKEの世界観を元にしたアナログ、つまり電源を使用しないゲームです。ボードゲームとかの仲間です。
このゲームをざっくり説明するならスパロボやファイアーエムブレムのようなSRPG+カードゲームの2人対戦ゲームです。
発売元は大手アニメグッズ製造のムービックです。
1キャラにつき、アクリルスタンド1つ+カード11枚を2〜3キャラ分選んで、アクリルをコマとして使い、カードを使いながら戦況を有利にしながら戦い、相手のニケをすべて倒した方が勝ちというゲームです。
商品としての率直な感想
まずバチクソデカいアクスタとカード11枚がセットになって3300円。
アクスタは僕のオタク感覚だと両面印刷でサイズ的には2000〜2500円くらいが相場のアクスタにカード11枚で500円〜1000円入ってるって感じです。
で、重要なのがアクスタの両面印刷の部分です。
裏って書いているけど、これもう表だろ。
裏には親の顔より見たケツが印刷されています。
そのため、アクリルスタンド単体の完成度として非常に高いです。
遊ばなくても買う価値ありです。書いましょう。
で、それがおまけで遊ぶ機能までついています。
インテリアとして飾りつつ、客人が来たら遊びの道具として戦場に舞い降りるアクリルスタンド、非常に良いと思います。
この商品はゲーム興味ないけどアクスタでケツを眺めたい方からNIKKE知らんけどカードゲームやアナログゲームが大好きな方までかなり広くお勧めできる商品だと思いました。
また、カードは固定ソート11枚でキャラごとに固定なので2つ買ってデッキを強化みたいなことはできません、つまり多々買いしなくていいので優しい仕様です。
第一弾は6人分出ているので1万8千円で6つ揃えて飾るもよし、遊ぶも良しです。
遊びの部分もゲームとしてちゃんと遊べる仕上がりになっているので、ちょっと高い飾るボドゲ感覚で買ってもいいんじゃないでしょうか。
アナログゲームとしての率直な感想
ゲームとしてはよくできていると思います。
こんな感じの六角形のマップでアクスタをコマにして進軍し、相手を倒すことを目標にします。
この手のSRPGってFEしかり、スパロボしかり進軍して攻めれば攻めるほど相手が先に攻撃できるから損でガン待ちが有効な戦略になりがちなんですが、ダメージを受けることで火力が上がったり、攻撃をするためには手札からカードを使わないといけないので待っていれば先に攻撃できるとも限らないので戦略の一つではあると思いますが、有効かは諸説あります。
基本ルールざっくり解説
まずは準備物から
まず、このアクスタセットが1人最低2種2つ。
アクスタは組み立てておいてください。
カードは10枚の戦術カード、1枚のステータスカードがあります。
ステータスカードは横に置いて、戦術カードは使うニケの分を全部混ぜてデッキにしてください。
戦術カードは同じ商品を複数買って組み合わせることはできません。注意しましょう。
で、ランダムな方法で先手後手を決めます。じゃんけんで勝った方が先手後手を選ぶタイプじゃなくて、じゃんけんで勝ったら先手タイプです。
で、デッキから5枚引いたら、先手からアクスタをフィールドのエントリーマスに配置していきます。
後手は先手の配置を見てから自分のアクスタを配置します。駆け引きはここからスタートです。
また、アクスタには現在のゲージを管理できるダイヤルがついています。
これ、マジでみづらいのでステータスカードにサイコロとかのほうがいいです。(
で、準備ができたらゲーム開始です。
このゲームは3つのステップでターンが構成されています。
①支援フェイズ
倒されたニケの戦術カードはもう使えないのでゲームから除外することができます。
3枚除外すると行動権がそのターン中だけ増えます。
ちなみにこのフェイズでドローはしません。カードゲーマーは手癖でターン開始時ドローしないようにしましょう(2敗)
②行動フェイズ
アクスタを1マス移動を2回まで
戦術カードのプレイを1回まで
これを好きな順番で行うことができます。
また、支援フェイズで3枚除外していればさらにアクスタを1マス移動か戦術カードのプレイを1回することができます。
移動はなんとなくわかると思うので戦術カードについて説明します。
戦術カードには
攻撃(下の画像2)と効果(下の画像1)の要素があります。
攻撃がなかったり、効果がなかったりするカードもあります。
攻撃は射程の範囲にいる敵に現在のゲージ(≒HP)に応じたダメージを与えます。
効果は書いてある内容通りのことがおきます。
これで相手のニケを攻撃してゲージ0にすれば撃破です。
ガンガン攻めていきましょう。
これらを組み合わせて前進してから戦術カードで攻撃するもよし、攻撃してから移動してヒット&アウェイしても良し、移動しないも良しです。
ただし、戦術カードを使わない場合、手札を1枚捨てる必要があります。
③補充フェイズ
行動フェイズで戦術カードを使うか捨てるかしてるはずなので手札を手札上限の5枚になるように引きます。おじさんにはモンコレ方式と言えば伝わるか
で、こんな感じでゲームを進めていきます。
先に相手のニケ全て倒すか、山札が2回0枚になったら負けです。
山札0枚になったら捨て札を全部戻して山にします。
基本ルールはこんな感じ
デュエニケのゲーム性
で基本ルールを理解したところでこのゲームのゲーム性を解説していきます。
このゲーム、SRPG+カードゲームってところで独特です。
まず、戦術カードの存在で毎ターン狙った行動ができるゲームではないってところ。
スパロボとかだとキャラごとに武器があって武器を選んで攻撃となるわけですが、このゲームは戦術カードをプレイしないと攻撃できないので狙った行動を安定してできるとは限りません。
また、先殴りが一般的に有利なSRPGに置いて、全員がスパロボの底力のようにゲージ(≒HP)が減れば攻撃力が上がります。
さらにゲージが赤色の部分まで減るとバースト状態となり、非常に強力な効果が使えるようになります。
この多弾頭ミサイバースト状態なら射程3にダメージ+2です。
バースト状態のニケはもちろんバチクソ凶暴な攻撃力になっているので一気に4〜5ダメージを与えることができます。
つ、つよしぎ〜
そのため、攻撃を受けるのが単純なデメリットってわけでもないのでいい感じにダメージレースをしていきます。
こんな感じでお互いに不確定な戦術カードでダメージレースをしつつ、相手のニケの全機撃退を狙います。
お互いの手札読みや行動で誰を倒していくかは結構駆け引きをがありますし、HPを削りたいが手痛いしっぺ返しがくるので勝利までの道にたくさんのジレンマがあります。
結構本格的な対戦ゲームです。
で、勘の良い方なら千日手とか起きない?とか思うかもしれませんが、攻撃を安定させるために固まって動くのが定石っぽかったり、支援フェイズでの行動権増やしで意外と起きないですがちゃんと置きます。相手の山切れまで粘っていこう。
デュエニケは総じて
良い感じにのアクスタにいい感じのゲームが付いてくる優良商品ってのが講習を受けた感想です。
NIKKEファンは遊べるアクスタとして買ってみてください。
友達は別売りですが
おわり