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喫茶店でスティックのりをねだる栗

2024年12月8日に新刊を出して以降ろくに更新もしないで、栗は何をやってるの?

話そう。

止まっていた日は一日もない。

ある日の夜、私は女性の下着を凝視していた。

インターネットで拾った、かわいい写真をズームしてまじまじと見ていた。

この行為は「観察」というより「吸収」と言っていいと思う。

同じ巻を2つ買っちゃったので、この漫画と一緒に、要らない物をぜんぶ捨てよう。

思ったより…手放せる物が多い。

ほとんど要らない物だった。

逆に、私が何を手放したくないのかも分かりやすくなる。

憧れのシェフの直筆サイン入りの本を手放しておきながら、私自身の包丁も手放しておきながら、子ども時代のラクガキノートは捨ててない。

どっちつかずだったInstagramのアカウントを消す。

Facebookを実名で再開する。

そのFacebookに「メモ帳アプリから長文をコピペすると、末尾が勝手に省略される不具合が起きます」と送る。

Amazonの著書ページ上で、私の本のタイトルが改訂されないバグを、問い合わせて直してもらう。

この時、「それはこちらの担当ではないので、こちらに連絡を」


そっちに連絡


「それはこちらの担当ではないので、こちらに連絡を(←私が最初に連絡したところ)」

なんて分かりやすい、大人のミス。

最初のところにそれを伝え、
「修正不可能であれば、今回で諦めます」
とメール。

修正してくれた。

ごねてみるもんだぜ〜。

『自殺直前』の資料たち…私が飛ぶ前の写真データも、好きなの以外は消す。

まあ、Googleフォトには残ってるし。

絵の資料をたくさん集めていたら、いつの間にか iCloudの容量がギリギリになり、私はiCloudのサブスクの格上げをすることに決めた。

これからも絵の資料はたくさん集めることになる。

すると…なんと!?

最近たまに起こっていた、謎のバグが解消されたようです。

ファイルの、最近の絵がまとめて消えちゃう怖いやつだ。

良かった…!

私がお世話になった整形外科に取材を申し込むメールを送る。

「私が整形外科に入院した時の、手術の写真などのコピーを全てください。それをもとに漫画を描きます。アマチュアですけど。手数料はお支払いします。今度のレントゲンの日(3月)に用意しといて」
という内容の敬語。

取材なら公文書が必要らしい。

“公文書”ってなに?

正式な書類…メールで送った文面を印刷し、クリアファイルに入れて、それを文房具屋さんで買ったおっきい封筒に入れて、コンビニから郵送。

くれるといいなあ、写真。

『餅』をテーマにした短いエッセイのコンテストに応募する。

強い洗剤を使って家中のトイレを掃除する。

掃除する。

映画を観る。

…絵を描く時間がない…!!!

今日も夜ふかし、宴の時間。

…ニキビ、復活?

やっぱり、正しい生活習慣。

喫茶店で、さっき買った封筒を開けて、用意しておいた書類を入れて、封を…この封筒、両面テープが無い!?

最近の封筒には当然あるものだと…コンビニに行って、スティックのりを買う?

そんなことしなくても…。

一応、ダメ元でたまたまそこにいた店員のおにーさんに

栗「あの…スティックのりとか、無いっすよね…ダメっすよね、そんなの…」

おにーさん「…!少々、お待ちください…!」

おにーさんは(内緒だよ)のジェスチャーをしてる。

…スティックのり、貸してくれた!!!

ありがとう〜!!!

店内アンケートに書こうと思ったけど、おにーさんは(内緒だよ)のジェスチャーを…書いていいのか…?

アンケートには
「本当にありがとう」
とだけ書いた。


裏にも描いた。

つまり最近の栗は、生活をしている。

最高の。

絵日記もよろしくね♪

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