飛び降り自殺レポ漫画87 冷静に失敗②
「読むと死にたくなる類の本」は存在するけど、この本は違う。
あくまで生きやすくすることを目指した本なのだと思う。
私個人は、読んでいてかなり心地よかった。
この本がつつがなく流通しているあたり、この国の表現の自由はまだ守られていると言える気がする。
シェリー・ケーガンさんの死生観の本「Death」でも、“死んだ方がマシな人生”というものを肯定的に捉えている部分があった。
もともと自殺願望を抱えている人の背中を悪い意味で押す役割を果たしてしまう要素はないわけじゃない。
けれども私は、この本を読んだ後、胸がスッと軽くなる感覚があった。
私が個人的に一番読みたかった飛び降り自殺の項目だけど、要するに20m以上からならまず助からないそう。
電線に引っかかるかもしれないからチェックするようにとも書いてないぞ。
こんなの完全じゃない!
今日は少し起きている時間が長かった。
飛び降り自殺レポ漫画も多分もうすぐ終わる。
多分。
最近は肩周りの可動域が少し広くなったような気がする。
体を洗うときのタオルの使い方の選択肢が増えた。
整形外科の先生の言う通り神経系が回復すれば、左腕の指も動くようになる。
生きてさえいれば。