飛び降り自殺未遂レポ①
2020年の8月17日
13階建ての建物の屋上から飛び降りた。
建物の屋上まで登りきったところで、記憶が途絶えている。
薬をODしたからだ。
落下時の衝撃で、記憶が多少飛んだのもあるかもしれないけど。
目を覚ましたらベッドの上だった。周りには何人も白衣の人がいた。
そこが病院だと理解するのに時間がかかった。
目を覚ました私の第一声は、看護師さんに向かって言った
「誰ですか!?」だった。
状況把握したのは、母と兄の顔を見てからだった。
兄が言った「また生きて話ができてよかった」と言うセリフから、私はようやく、自分が死にかけていたことを知った。