
『ホワイトバード はじまりのワンダー』描いてこその

回想する物語は私のフェチだ。
軽い言葉だと、エモなのであった。
君は太陽が好きだし、この映画も好き。
その時代の…ナチス🍆の人たちの姿。
自分がその時代のその場所に生まれていたら、私も平気で無関係の人を殺していたのか…?
という気になってきて、かなしい。
そうでない人もいた!
正しいと親切で迷ったら、親切を選びなさい…。
リスクを伴う、勇気が要る判断を即決しなさい。
すげえよかった。
映画の題材としてしか触れたことがない、この時代の迫害の表現。
戦争の不条理さ、振り回される人々。
『ジョジョ・ラビット』もそうであるように、物語に触れる人にも優しく、救いのある描写。
過ちは認め、二度と繰り返さない。
それも、戦争は。
ジュリアンは退学処分になるほどの深刻ないじめをした側の子だ。
その子への救済を描いてこそのワンダー。
一言でいうと、最高。