栗日記 リハビリ編37
最近はとても「お酒が飲みたい衝動」に駆られる。
私はもともとお酒大好き人間だから仕方がない。
布団に寝ながら冷静に過去のことを考えたりしていると、死にたくなる。
いつもそうだが。
私ひとり生かすために、膨大な人数の手間と思い、お金がかけられている。
もしまたここで自殺でもすれば、じゃあやっぱり1回目の自殺の時点で成功させておけばよかったねという話になる。
手術にかかったお金、たくさんの人の尽力が全部無駄になる。
私を生かそうとしてくれた、全ての人たちの思いを踏みにじることになる。
それはダメだ。
そういう思いが今の私の生きる活力になっている気がする。
片腕になって(完全な隻腕ではないが)、
片腕でも結構いろんなことができるんだと思ったことと、
片腕だとこんなにも不便なのかと思ったこととある。
体験してみないとわからない。
右腕の可動域も狭い状態だと上着を上手に着れない。
お風呂では背中に手が届かない。
こんな状態だからこそ自分のやるべきことを考えて、人として正しく過ごすべきなんだとは思う。
だが私はそんなに立派な人間ではない。
毎日好きに過ごしてる。