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栗日記57:This is me(笑)

整形外科通院の日。

朝は二度寝の習慣がついているから、病院へ向かう車内で寝る。

今月末のレントゲン撮影で超音波治療の段階を確認する。

左太ももに貼る大きい絆創膏は、小さい絆創膏× 2になった。

私の左腕の指は関節がどうも硬くなっているようで、圧迫しながら曲げると指の付け根がすごく痛い。

訓練するしかない。

痛みがあるリハビリをしてる時は、頭の中はいつも
「あの日死んでおけば」
でいっぱいになる。

もともとは問題なく健康だった部位が、自分でした怪我でダメになり、再起のためにリハビリをする。

なんとバカバカしい。

でもやるしかない。

1日中だるいから、通院等がイベントがある日は、その後の昼寝の時間を目指して行動する。

「夜眠れなくなるからもう起きた方がいい」

「起きて映画でも見ていればいい」
と母は言う。

しかし私の体はそんな動き方はしない。

永遠に寝ていたい。

私が前向きに「生きよう」という活力を得るのは、当分先になると思う。


身体の障害なんてものともせずに、前向きに力強く生きている人間がいる。

私もそんなふうになれたらと思う。

明日こそ映画を見切ろう。

止まっている本も、続きを少し読んでみよう。

私の人生はこうなるしかなかった。

この今こそが最善の選択だった。

今の私こそが本当の私だ。

今、毎日10分ぐらい母からピアノを教わっている。

私は、小さかった頃にピアノ教室に通った経験がある。

しかし私はとても悪い子で、教室から逃げ出したり、卒業試験の日は家のどこかに隠れて、教室に行くことすらできなかったらしい。

今聞くと、バリバリのADHD。

その頃の記憶は全く残っていない。

でも思考回路は理解できる。

私はその頃からほとんど変わってないように思うから。

嫌だったから行かない。

そのシンプルな思考回路で、自分を通すことに何のためらいも罪悪感もない。

嫌なら行かないのは当然のこと。

昔の自分に共感したりした。

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