観ました(SAW)!!!
話題騒然、錚々たるキャストが総出を挙げて…はい。
原作の小説を3巻まで読んだ。
映画はもちろんシリーズを通して観てきた…小説の方に描写してあるジョン(ジグソウ)の心理描写は、映画ではカットされがちだ。
ジョンの人生は、癌との戦いでもある。
あらすじの説明なんぞ、みんながしてくれてるはず。
大切にするべきなのは一体なんだ。
SAWの特色はジグソウの哲学。
(たしか)ジョンは一度も、“ジグソウ・キラー”を自称したことはない。
殺していない!
なにもしなければ死ぬ状況にまで追い込むだけ…
「逃げたいけど逃げられない」、
もはや自殺しようにも拘束されててどうにもできず、ジグソウの言う通り、地獄を経験しないと助からない…。
さて記念すべき10作目、タイトルも捻らずいきましょう。
黒幕にして主人公・ジョンの人格にスポットが当たります。
完全無欠のジョンでさえ引っかかる、大規模かつ悪どい手口の詐欺集団。
今まで8年くらいの間、何十人もの闘病患者を騙した上で財産を搾り取り、死に追いやった筋金入りの大悪党。
そう、敵の親玉はサイコパス!
ゲーム中もずっと冷静かつ的確…新しくない!?
【巨悪vsジグソウ】
マッチアップです。
ジョンは過去の経験や自分の寿命を踏まえ、「命を軽視している」と判断した人を拉致、自分でセッティングした…デスゲームにかけるのが趣味。
犯行動機は、親切心。
しかし慈しみを持たない人でもない。
やっぱりネジは飛んでいる。
ジョンの人生における葛藤も描かれる…みんな言ってると思うけど、シリーズ最高峰のファンサをするジグソウ!
目線もボイスもティアもくれる!
ジグソウといえば「全て計画通り」…ですが…今回は…なぜか胸が温まりましたね…。
「私たちはSAWの哲学を忘れてない」、製作陣の声がここまで聞こえるようです。
観ました(SAW)!!!
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