【ネタバレあり】好きだなあ…『SAW』
こんにちは〜今日も元気にネタバレでも書こうか。
インターネット上にネタバレを書く時は、周囲にかなり気を遣わないといけない。
間違ってもネタバレを見たくない人の目に触れるような場所においてはいけないんだ。
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そのタイトルの冒頭に【ネタバレあり】と書いておけば、ちゃんと前もって知らせたことになるだろう。
よって私はマナー違反などしていない!
ぜったいにマナー違反などはしていないんだ!
それはそうとして、好きな作品についてネタバレありでベラベラ話したい気分の時とかあるだろ?
少し聞いてくれ。
みんな大好きソリッドシチュエーション映画、『SAW』。
言葉の通り『見た』という意味を含む。
黒幕である通称「ジグソウ」というけっこうスタイルがいいおっさんは(トビン・ベル)、「命を軽視している」とか「人生を粗末にしている」と独断した人を拉致って、自分で設定したゲームに強制参加させるのが趣味だった。
趣味っていうか生きる目的なのだった。
「プレイヤーに生への感謝を教える」という名目であるものの、ジグソウ本人はかなり楽しそうにゲーム観戦してる。
そういうわけでこの映画で死ぬのはあくまで愚かな大人たち。
鉄則として子どもは絶対殺さない。
SAWシリーズの中でもトップクラスにアホなんだけどトップクラスに出番が多いアマンダちゃん。
デスゲーム、まさかの2連覇達成。
2回参加させられとるがな。
いや…最期のも含めると3回やってますね…SAWシリーズは監督も原作の人もどんどん代わってしまうので、まさしくリレー映画だ。
「目が覚めたら全然意味わからん状況にいて混乱してる人」を最も鮮明に描けていたのは1作目だったように思う。
それとジグソウはプレイヤー以外に、警察をはじめとした「デスゲーム開催を止めようとする人」をみんな殺してしまうので、うん…悪人ですね。
デスゲームを仕掛ける側の人間は基本的にジグソウ本人と、その弟子2人。
アマンダちゃんとホフマンくん。
アマンダちゃんはジグソウにぞっこんなだけの子だから、ジグソウの真の意図とかはまったく理解していない。
そして2代目ジグソウことホフマンくんは、やっぱり人が苦しんでるところを見たいだけ!
ちゃんと弟子選んでよ!
SAWでは全体で60種類以上のデスゲームが登場するっぽいので、どう考えても1人や2人では実現不可能な規模のゲームもあったけど、そんなことは面白ければどうでもいい。
もちろん話が進むごとに描写も過激になっていく。
なんか途中で善人も巻き込まれて死んだ気がしたけどきっと気のせいだ。
そして並行して進むのは警察側のドラマ。
何としてでもジグソウを止めようとするものの、申し訳ないけどこの映画の主役はジグソウキラー!
警察さんは最初から最後まで翻弄されている!
ここで警察が有能すぎると話が盛り上がらないので仕方ない。
個人的には(あんまり売れなかったらしい)6作目がけっこう好きだ。
きっと性格が悪い保険会社の男の人が今回の被害者。
ホフマンが(ひとりで)仕掛けた壮大すぎるゲームに参加させられた挙句、仲間の命を自分で選択するハメになり…ここで命乞いをする女性を思わず助けた結果、その後に控えてる男性は処刑が決定しました。
キレたその人はとにかく罵詈雑言を発した後、
「俺を見ろ!俺の目を見て殺せ!」
これが最期の言葉となる。
君、良かったよ。
さて頑張りましたねってところだったが、まだもう一つゲームが仕掛けてあった。
自分がかつて保険金を出さなかったことで崩壊した一家の息子が待ち構えていたのだ!
親の仇の命、助けるか否か。
そうですね、観客が観たがってるのは、より悪趣味な方。
SAW屈指のグロい死に方…か…かわいそうすぎる。
そこまでのことしたかな〜…さて、予算とかの都合で7がファイナル!
まあ、全然元気に続編は出たからね。
今度10作目やるもんね。
すご〜い!
1作目のプレイヤーであるゴードン先生は、ゲームをクリアした後ジグソウのダチになったのであった。
なんだそりゃ〜!!!
アダムに「絶対に帰ってくる」って言ったじゃん!
戻って来なかったからアダム餓死したよ!?
なにしてんの!?!?
とにかく人をデスゲームに参加させたがったり、それを止めようとしたジグソウの奥さまを、伝家の宝刀あごパックン装置でぶっ殺したりしてるホフマンくんを、ゴードン先生(と、多分その家族のみんな)が拉致。
一番最初のバスルームに帰結し、ホフマンはアダムと同じ最期を迎えるのだ。
まあ綺麗なオチですこと…もうこの際ムリがあるとか、そういうのもういいよ。
映画作るの大変だからなきっと。
結局みんなジグソウが大好きだから最新作は出る。
どうなるんだろう…。