【ネタバレあり】映画『ふれる。』君は、しゃべってから走って！

「ふれる」は、何をした？

この作品、感情がグロくてなかなかにエグいですね。

ななちゃんが癒しです。

ありがとう、いてくれて。

君がいてくれたから、大惨事だ！！！

バーでの出来事は、きっとだれも悪くないと思います…。

諒くんもあのシチュエーション、あのムードで嬉しいイベント期待しちゃうのは、男子としてしょうがないね。

しょうがないんだ！！！

流され受けのななちゃん。

あなたは良くも悪くも、かわいい普通の女の子。

樹里ちゃんみたいな自立した女性がなんでななちゃんと一緒にいるのかは…その辺りも、リアルなんじゃないか。

なんだかんだ、みんな対等な友人同士。

本当に美しい。

ななちゃんはホントなあ。

自分を安売りしすぎなんだよなあ。

秋くんも全男性を代表して言葉を叩きつけていましたね。

諒くんも、ちゅーしちゃったこととか言いふらさなくていいし。

告白もしてないし。

見たくないことには目をつぶる。

聞きたくないことには耳を塞ぐ。

「ふれる」は優しい世界しか見せない。

インターネットではそうかもしれないけど、現実の人間関係でそういうコミュニケーションを行い続けると、双方が大怪我をする。

早い段階でケンカはしたほうがいい。

個人的には女の子たちより、勝手に盛り上がって勝手に傷ついていきなりキレてくる男性陣の未熟さが…けっこう共感できて、嫌いになれないんだ…。

乙女全開、中身はガキんちょのななちゃん。

今回で痛い目は見たので、いい加減シャンとしてください。

最後の
「顔！あと身長！」
は、
（ななちゃんは大丈夫）
ってメッセージだとも受け取れる。

「ふれる」では触れられなかった部分に肉薄するパートが好き。

そしてラストで男性陣がちゃんと女の子たちにガチ謝罪するところが大好き！

おまえら、ちゃんと謝ってて偉いよ！！！

「ふれる」には触れられない、だってちくちくするから。