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ただのリーマンがコルクラボマンガ専科受講した結果(後編:本当に参加時代)

文章書くのって、めんどくさい…
宇宙野です。
間があいてしまいましたがコルクラボマンガ専科受講の感想後半戦、4期生として今度は正式に参加してからの話をしたいと思います。

●申し込みを決心した理由

前回お話ししましたように、3期生の募集に間に合わず、Twitterのハッシュタグから3期生の皆さんをストーカーしながら(言葉が悪い)真似して勝手に課題をこなす、ということをやっておりました。
勝手に参加しながら4期は絶対参加する!と意気込んでいたものの、実際募集開始すると受けるかどうかかなり悩んでおりました。

というのも同じ時期に他の講座も受けたいと思っていたり、仕事も忙しくなるかも…と考えると、3期を見ていた感じマンガ専科で課される課題、結構大変そうだったので、課題ちゃんとこなせるかな…という不安から足踏みしておりました。
実際私は勝手に参加時代、全部の課題はやっていないです。時間あるときにやれそうだったらやってみる、くらいのゆるーい参加の仕方で、期限とか守っていませんでした。

申し込みに踏み切ったのは3期生の方のあたたかい後押しがあったから。Twitterで私がぐだぐだ悩んでいたのにみなさんわざわざリプライくださって、すごく嬉しかったです。
やっぱり勝手に参加してて良かった!

あともう一つの理由としてオンラインで受講できるのがいつまでになるかわからなかったからです。
東京近辺の人なら対面の授業でも受けられるかもしれませんが、私は地方在住なので…💧
コロナ禍での対応でオンラインになったとのことでしたが、おかげで地方や海外に住んでる人も参加できたのは良い点だったと思います。

●毎日1p課題

さて勝手に参加時代に取り組んでいた毎日1p漫画を描くという課題ですが、実は何を描くか勝手に参加時代から考えておりました。

「創作漫画で毎日1p」描いてみようと。

勝手に参加のときはコミックエッセイで毎日1pチャレンジしましたが、せっかく1年間積み上げた上でまた同じ課題に挑戦するなら、もう一歩ステップアップしたいなと…

実は描きたい話がありました。描きたいと思ったきっかけは、3期生の先輩であり、「全てを肯定してくれる彼氏」でおなじみのあまいろ先生。
あまいろ先生は毎日1p課題で最初から最後まで、ずっとひとつのシリーズの創作漫画を描かれていました。

それが「今日も死ねませんでした」という漫画です。

死にたいと思っている主人公が些細なことに希望を見出して「今日は死ぬのやめよう」と思うのを繰り返していく、そんな感情の変化に胸を打たれました。
このとき思ったのが、私も毎日会社やめたいと思ってるけど、些細なことに希望を見出してもうちょっとがんばろう、を繰り返しているなと。

そこから生まれたのがこの漫画

創作漫画だけど自分の体験、感じたことをもとにしているのであまりネタには困らなかったです。
あまいろ先生を見習って毎日1p完遂したかったんですが、実際には何回か行き詰まって手を止めてしまいました…

でも描き続けていると読んでくださる方も増え、あたたかいコメントもいただいて描いて良かったな、と思っています。

創作のシリーズものなのでコミックエッセイのときと違い、話の流れやキャラを違和感なく動かせるか、など、難しいところも多かったですが、その分創作漫画を描くための訓練になりました。

●ストーリーの型

さて、講義の方ですが4期では序盤から「ストーリーの型」についてみっちり学びました。

3期と大きく変わった点が、Youtubeで講義動画を見て予習→課題を提出→講師からのフィードバックがもらえる。というインプット、アウトプット、フィードバックの手厚い3段構え。マンガ専科に限らず、こういった形で学ぶことができれば何でもすごい身につきそう。
ちなみにこの動画はコルク代表の佐渡島さんのチャンネルでいつでも見られるので、漫画のストーリーを勉強したい人にはとてもおすすめ。

4枚紙芝居→8枚紙芝居→32枚紙芝居
の流れで、教えていただいたストーリーの型に沿って作成して行きました。


漫画にも設計図が必要、との言葉にすごく納得しました。ふわっと「こういう話が描きたい」と思ってもうまく形にできなかったのが、型に沿って組み立てていけばちゃんとストーリーになる。
ちなみに課題で使わせていただいた型は様々な漫画から総合して編み出した型だそうですが、好きな漫画から型を編み出してそこから漫画を組み立てていくのもアリだそう。

私としてはこの「ストーリーの型」について学べたことがすごく大きくて、今まで描きたい漫画は長編でだらだら描いて、(ギャグ以外では)短編漫画を描いたことがなかったのですが、講義を受けてから短編漫画をちょこちょこ描くようになって、生まれて初めて漫画で賞をいただくこともできました。

●漫画を描く仲間ができた

いろいろ学びましたが、結果的に1番よかったことは漫画を描く仲間ができたことです。
漫画や絵とは無縁の道を歩んできた人間なので、社会人になってから特に漫画を描く友達というのがいませんでした。学ぶのも描くのも自分自身ですが、共にがんばる仲間がいると心持ちが違います。いろいろ情報共有できる部分もありますしね!

●実際に受講してよかったこと

前回お話ししたように、3期のとき勝手に課題だけ取り組んでいたのですが、実際に4期生として参加して得られたものは大きかったと思います。

•ストーリー漫画を描くハードルが下がった。
•短編漫画を描けるようになった。
•漫画を描く仲間が得られた。

また、4期は更にフィードバックがいただけた点が良かったです。個人的にはいつもYouTubeで見ていたマンガスクリプトごとう先生から自分のネームに温かいコメントをいただけたのがすごくモチベーションにつながりました。

まだまだできてないことも多いですが、漫画家になれる日を夢見てがんばるぞ!

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