◉【おもてなしに学ぶ】(茶道家メモVol. 27 未来を創る思考法②)#59
ものの見方考え方。
見たものが◯と見えれば、
その大きさを見る。
また、色彩の有無、透明度、平面・立体、かたどられたものか、輪郭をおもい、目を細める。
◯の表情、気持ち、思い出、
グラデーションに身を重ねてみたり、
◯の器なら、
例えば茶杯であれば、
老子のあの言葉が浮かぶ。
上善は水の如し
水はその器のカタチに柔順に変化するもの。
丸い茶杯には丸く、
四角い器には四角の中に。
複雑な形をしている器にも、自我を主張せず、そこに寄り添うかたちとなる。
上善は水の如しなる言動に自らを映してみる。
お茶の世界観を紐解く茶道には自らを整えることにとどまることなく、同じ空間に同じ時を過ごす相手に対する配慮や相手に喜んでもらえるよう、茶人にとっても相手にとっても、一期一会の人格形成の旅路にある人間関係学だと思います。
おもてなしは心身ともに幸せになる為の人間関係学だと感じています。
あなたはどんなおもてなしをしていますか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?