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#61【無邪気にリベラルアーツ Vol. 1】

無邪気にリベラルアーツ、
ものの見方考え方。

今日は「殻(カラ)」のことを描き始めている。

わたしたちは殻のなかにいる。そう、殻のなかだ。

スマホで「Kara」と、
変換すれば「殻」は出るが、
他にも、空、辛、絡、唐、柄、枯、など「Kara」仲間が現れる。

殻というものは、枠があって表面が覆われていて、外側と内側に分ける存在だ。

その殻がなければ、その仕切りも無くなることになるから、枠におさまることも無くなってしまう。

枠におさまることで安心感を覚えたり、落ち着いたり、じぃーっと待機したくなったり、逃げ場にも使えたり、充電するには恰好であったり、と。


俯瞰したり、息抜きをしたり、

真面目過ぎると、本来のパフォーマンス言い換えるなら持って生まれた才能、長所、強み、能力を発揮できず、状況によってはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるなんてことは気づいてないだけでやってしまっている。

自らが良かれと思い込んでつくった自我という「殻」。

そこは居心地は良いようだが、長居はおススメではないようだ。

殻のなかに、また殻ができて、また殻のなかの殻のなかの殻を勝手につくるなんてことも、できてしまっているかも知れない。

可能性を拓くということは、
持って生まれた殻をみながらも、その殻の外側にある世界を観たいと感じる無邪気な気持ちから始まるのかも知れない。

無邪気な子どもたちが、新しい世界を見つけるように、きっと日常のなかにも目に映るメッセージはある。

無邪気な心が、日常の風景を美しく輝かせるのでは、
と思ったりします。

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