◉【おもてなしに学ぶ】(茶道家メモVol.21 蓋碗でおもてなしの空間をつくる)#53
蓋碗(ガイワン)と呼ばれる茶器をご存知でしょうか。
蓋碗は中国茶・台湾茶を美しく演出する茶器で、ご自宅使いでも愛用されています。
蓋碗は、陶器、磁器、ガラス製があり、大きさ(容量)も様々あります。
お茶席で茶人が蓋碗を選ぶときは、季節感やお客様の好み、人数、茶葉の種類(緑茶・白茶・黄茶・烏龍茶・紅茶・プーアル茶etc)、お茶席のテーマによって考えます。
私はこのお茶席のテーマを考えたり、企画したり、空間をプロデュースしたりするのが好きなのですが、苦痛になる方もいらっしゃいます。
誰もが最初から全部を行うことは出来ませんので、地道にひとつずつ「できたことをたのしむ」、「おもてなしをイメージする」、「妄想する」ことで頭のリフレッシュすることになります。
お茶席(おもてなし)の経験が浅いうちは、必ずお茶席前に蓋碗の操作を確かめておくことが必要です。
それはお茶席を開催する前に復習したり、頭の中でもポイントをイメージするのは重要です。
蓋碗は自分に淹れるお茶をたのしむには最良のパートナーです。
また、サイズや絵柄が豊富でコロッとした形が癒されるようですね。
ご自宅で1日の終わりに、癒しに、美のサポートに、自分を整えるマインドフルネスに、蓋碗で好きなお茶を淹れる女性が増えているそうです。蓋碗を使って淹れるお茶もオシャレです。
お茶の世界観を紐解く茶道には自らを整えることにとどまることなく、同じ空間に同じ時を過ごす相手に対する配慮や相手に喜んでもらえるよう、茶人にとっても相手にとっても、一期一会の人格形成の旅路にある人間関係学だと思います。
おもてなしは心身ともに幸せになる為の人間関係学だと感じています。
あなたはどんなおもてなしをしていますか。