番外:2024年仕舞い

休養を優先しており、ブログは放置気味でありました。
このままゆっくり休みつつ新年を迎えたいので、今年の更新はこちらで最後に。

2021年冬に、薬害から3ヶ月寝たきりになり、栄養療法の資格を勉強して立て直す。

そこから、精神薬の断薬をすれば機能性ディスペプシアは完治するのでは?と考え、2022年冬に札幌の減薬に詳しい医師のお世話になるべく引っ越し。
が、脱法ドラッグをつかまされて緊急搬送からの、市立病院で医師から全治1ヶ月の暴行をされ、また埼玉の実家へ。

昨年の秋〜冬は東北の遠距離恋愛相手と半同棲を開始したが、精神的DVを振るわれ自殺未遂、となかなかしんどい出来事続きではあったが、これらを経て、
実家の親との関係性】を学校、職場、婚姻、恋愛などで繰り返していたことがようやくわかる。

【加害行為中毒者】【自己愛的な変質者】と定義される「自己愛性パーソナリティ障害」を親に持った場合、子供は同じ気質の加害者になるか、家庭環境の再演として被害者体質になる、という傾向がわかった。
自分は後者だったと判明。

岩手から戻ってすぐ、2度にわたる家出を経て、ようやく実家との関係に終止符を打てた。
ライブハウスやビジネススクールの仲間など新しい追い風もあり、本当に助かった。

それらが終わったちょうどその日に、高田馬場の預言カフェ
「今まで色々な経験をしてきた。知識を得てきた。それを今後は、あなたの言語能力とユーモアで人に伝えていきなさい」と言葉をもらえるなんて、ドラマチックではないか。

5月にDVの本も上梓していたし、色々試してきた治療法も知人たちにシェアを開始しているし、こういうお役目をいただいていたのだな、と腑に落ちる。

停滞していた実家との関係性が動き、これまでの出来事の意味が消化できたことで、「機能性ディスペプシア」=「胃が動かない、消化不良」が解消された。

僕の場合は、和を乱してでも、家庭が崩壊するリスクがあったとしても、思いっきりブチギレる、頑固に我を通す、という経験が必要だったようだ。
このノルマをクリアしたところ、病状が好転したというのは不思議な話。

今は断薬後の離脱症状の軽減に勤しんでいる。
なんせ16年間、色々な薬を飲んでいたから、すぐに解消できるものではない、とは思っている。
きつい日はほんとにきつい。
メンタルは普段元気なのだが、身体がきついとたまに落ちる。
でも、そんな時にちょろっと連絡できる関係が今はあるし、家にもちゃんと頼れるようになった。
安心、安全をようやく実感している。

自己愛性パーソナリティ障害は「我慢してくれる」「丸く収めてくれる」相手が大好き。
そういう人を見ると、加害行為をする。
やっと思考回路が読めたから、今後はもう罠にかからないだろう。
かかってもいいけどね。
100倍返しにしてやろうと思っている
丸く収める気はもうない。

「やばいやつと関わらないように」と怯えて生きていると、ターゲットにされるのである。
関わってもいい、乗り越えてやるよ」と腹を決めると、開き直ると、不思議とそんな縁は遠ざかるようだ。

今年後半はわざと口調を乱暴にしたり、動作を大きく堂々として、やや強がってみた。
ちょっと偉そうに見えるかもしれない。
これはちょっとチューニングします。
あと、どうしてもおしゃべりなので、もう少し相手の話をゆっくり聞けるようになりたいです、すみません、いつも。

命の限界を迎えた時、「誰にも理解される必要はない、承認される必要もない、今逃げないと死ぬ」と思った。
そこで、「他人からどう思われてもいい」と開き直ったのだろう。
その末、心が温かいと感じる時が増えた。
「これが愛なのかなあ」と感じた。
自立、自由、愛、その辺りが感覚としてつながった。
自立してない心に、愛は芽生えないのである。
来年、もっとこの辺りはゆっくり書き直したい。

成人発達理論によると、人間の発達の最終段階は「愛か恐怖か」という2つの価値観しかなくなるという。

我が家の両親は「成長しない=変化への恐怖」に囚われていた。
生命あるものは変化する。
であれば我が家は「変化しない=死んでいた」と評価できる。ずっと、ずっと。
そこから抜け出そうとする僕の38年は生きたい、と叫び続ける38年だったのだな、と振り返る。

そっか、では「生きる=愛」なんだな、と腑に落ちる。
感覚としては納得しているけれど、ちゃんと言語化できていない。
まあ、いいや。
深く考える癖も、言語化を急ぐ癖も、捨てた。

毎朝、静かな心で目を覚まし、1日が楽しみだなとワクワクする日々が、いま心から愛おしい。
離脱症状も、所詮化学物質の最後っ屁だろくらいに思っている。
人間の悪意に比べれば、大したことない

ずいぶん大きな心をいただいたと思う。
これからどんな世界が来るのか、楽しみで仕方ない。

いいなと思ったら応援しよう!