勉強する理由[機能性ディスペプシア闘病記-9]
大学の人間関係に大きなストレスを感じていた夏、浪人時代にお世話になった予備校のチューター(勉強を教える講師ではなく、生徒のケアなどをする職員)から声をかけてもらった。
個別指導部で新しく校舎を出すため、講師としてアルバイトしないか、というお誘いだった。
何かアルバイトしたいな、と検討していた矢先だったので、ありがたく引き受けた。
お世話になった恩返しも、もちろんしたかった。
新校舎の教室長は中田さん(仮名)。
アルバイト社員は合計で7人ほど。
講師1人で、生徒2人を教える