マガジンのカバー画像

機能性ディスペプシア闘病記

12
日本の新国民病とも呼ばれる機能性ディスペプシアの闘病記です。人生全体に関わるものだったので、発病前(幼少期)から完治までの流れを綴ります。
運営しているクリエイター

#価値観

他者への期待[機能性ディスペプシア闘病記-8]

大学では教育学部に入った。 特に教員を目指していたわけではないが、「金八先生」が好きだったので、漠然とその分野に興味があった。 初回の授業から、違和感を感じた。 内容が、あまりに現実から乖離しているように思えた。 理想論というか、机上の空論に近い。 教育とは、僕のイメージでは「支援」あるいは「子どもの可能性を引き出す」というものだと認識していた。 学部での定義は「矯正する」「これなしではまともな人間に育たない」という、傲慢なニュアンスにも違和感があった。 グループワーク