無題
こんばんは、宙乃です。最近、noteに思いをぶつけるのが楽しくなってきました。自分の文章を読み直していて、noteをはじめてからここまで、難しいことばかり吐き出しています。自分で読んでて疲れたので今日はガラッと変わって、私のすきなひとのお話です。
私はすきなひとに直接気持ちを伝えられたことがありません。物理的にも遠いところにいて、ずっと片思い中です。そのひとは、とっても素敵な声をもっています。そのひとの紡ぐ言葉は心地よくて、丁寧で、じっくりとわたしのこころにしみわたっていきます。そのひとのいちばんすきなところが、自分のすきを大切に教えてくれるところです。目の前のものを真正面から受け止めて、のみこんで、自分の中にためていく。触れてきたものが多いからこそ、すきに対する気持ちも大きくて、大事に大事に包み込んで話してくれます。じんわりとあたたかいしあわせをおすそ分けしてもらうのが本当にすきです。そして、話しているときの顔が、声が、みているだけでしあわせになれます。
私はそのひとがだいすきです。つらいときにいつも背中をさすって、おしてくれるそのひとのやさしさに何度も涙してきました。差し伸べてくれる大きくてあたたかい手に何度も救われてきました。焦らないで、大丈夫だよ。そのことばが私を支えてくれています。いつも支えてくれているからこそ、すきなひとの暗い表情が、暗い声が、暗い言葉が不安になります。いつも笑っていてほしい。ときどき、相手のことばかりを優先して自分を殺してしまってるような、そんな様子をみると抱きしめたくなります。いつもやさしいから、やさしさに包まれていて欲しい。でもきっと、やさしくない世界もあるからその時は自分の中に溜め込んでいくだけじゃなくて、吐き出してほしい。あなたがしんどくなってできてるやさしいせかいなら、わたしはやさしくないせかいでもいい。
こんなに大きな思いをもっているけど、伝えられたことがありません。機会があってもいえなくなっちゃうんですよね。顔を見ると声を聞くと、だいすきが溢れて溺れてしまって、伝えるのは難しいです。でも、ずっとずっとだいすきです。いつか直接気持ちを伝えられる日がきますように。あのとき手を差し伸べてくれてありがとうって言えますように。伝えられる日まで私もじっくりだいすきを濃くしておこうと思います。
今回はここでおしまいです。私のすきなひとのおはなしでした。タイトルの無題は照れということにしておきます。ここまで読んでくださってありがとうございます。明日が今日より大人になれますように。
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