【小技・バグ技】RTAで使われる小技・バグ技 ~コピー能力編その1~(基本技・ファイア・トルネイド・スリープ)【星のカービィ ディスカバリー】
※はじめに
本記事は私自身が調べ、得た情報を記事にしたものであり、”これが絶対に正しい”といった内容ではありません。もし間違っている内容等がありましたら以下Twitterアカウントまでご連絡を頂けると幸いです。
https://twitter.com/soraneko117
以上の事をご理解いただけた上でお読みいただけますようよろしくお願いします。
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RTAにおける小技・バグ技とは
この記事をご覧になっている方はRTA(Real Time Attack)というゲームのプレイスタイルはご存知だと思います。ゲームスタートからタイマーストップタイミング(カテゴリによって異なる)までの“実時間”を計測し、いかに早いタイムを出すかが重要になってきます。
ちなみに以下の”SPEEDRUN.COM”というサイトで世界中のプレイヤー(走者)がタイムを競い合っています。
https://www.speedrun.com/kfl#Any (SRC 星のカービィ ディスカバリー)
早いタイムを出すためには様々な“技”を駆使する必要があり、この“技”を知ってる知らない、出来る出来ないでは大きくタイムの差が出る場合があります。
もちろん、この“星のカービィディスカバリー”にもRTAで使われる“技”つまり小技やバグ技が豊富に存在します。
この小技・バグ技について基本操作編・コピー能力編その1/その2・ほおばり変形編の4つに分けて説明致します。
本記事はコピー能力編その1です。その他記事は以下から参照下さい。
・基本操作編 (https://t.co/xXyxumwdsg)
・コピー能力編その2 (https://t.co/kFPNVeB4AW)
・ほおばり変形編 (https://t.co/jzf86BHgS2)
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コピー能力はミックスできる
- ミックスを語りだしたら止まらない!
まず最初はミックスについてです。が、書き始めたところ1記事分になってしまったので、下記の記事を参照して下さい。それぐらい奥が深い!
覚える必要はないでしょうが、しっかり理解した上でRTAを走ると良いでしょう。
解除したコピー能力の吸い込み
- コピー能力上から吸うか下から吸うか
カービィ自身で能力を捨てたり、ダメージを受け剥がれた時に発生する球体に包まれたコピー能力。この球体のコピー能力は再度吸い込むことでそのコピー能力を得られることは周知の事実でしょう。過去作のカービィなら星形となってどこかに行ってしまう・・・なんてこともありました。
このコピー能力ですが、高低差に関係なく吸い込めるということはご存じでしょうか?
少し嘘をつきました。厳密に言うとコピー能力より高い位置からの吸い込みには上限がなく、低い位置からの吸い込みはカービィと同じ高さくらいまで落ちてこないとできないということ。
まずは下記の検証動画をご覧ください。ワドルディの町のぶき屋を使って検証を行っています。
前半は屋根の上からコピー能力を落とし地上から吸い込みを行っています。
後半は地上で捨てたコピー能力を屋根上からジャンプして吸い込んでいます。
ご覧の通り、地上からの吸い込みはコピー能力が落ちてくるまで成功しませんが、屋根上からの吸い込みは成功します。(少々分かりにくくすみません。)
これを利用したバグ技や小技、失敗した際のリカバリ等、応用範囲は非常に多いです。是非習得しておきましょう。
[ファイア]バーニングを使った移動法
- 基本移動はジャンプしてからバーニング2回
速く移動したい!そう考えた場合、特殊な状況を除き、選ぶコピー能力はファイアかトルネイドになります。今回はファイアの紹介です。
ファイアでの基本移動方法は空中で出すことのできる”バーニング”です。空中で行きたい方向にスティックを倒しながら攻撃ボタンで出すことができます。平坦な道であればジャンプした後2回バーニングを出すことができます。もちろんジャンプが低すぎれば1回しか出せません。かといって最大ジャンプが必要というわけではないので少しずつ慣れていくと良いでしょう。
(状況にもよりますが、)最速の動きはスライディングキャンセルと組み合わせてバーニング2回出すことです。これがRTAの基本行動となりますので下の動画を参考に練習してみて下さい。
ちなみにバーニングを2回までならホバリングで再上昇できますが、3回バーニングを出してしまうとホバリングで上昇できなくなってしまいます。3回バーニングを出す際は必ず地面に着地できるようにしましょう。
- 地上すれすれ?低空バーニング
上で空中でスティック+攻撃ボタンでバーニングが出るとお話させていただきました。でも、実は地上でバーニングを出すこともできます。
出し方は、スティックを倒しながら攻撃とジャンプボタンを同時押しです。バーニングを2回出すと壁にぶつかる・崖から落ちる等々の場合にこの低空バーニングと使い分けることになります。上手く同時押ししないと、ジャンプが先に出てしまう・ファイアの通常攻撃が出てしまうということになります。少し練習が必要ですが、使用する場面は多いため、この技も是非取得しましょう。
- 《応用》低空バーニングで水流・渦潮に乗る
これは上で説明した低空バーニングの応用技です。ワールド2”エバーブルグ海岸”は海や水がコンセプトのワールドで”流れのある水路”や”カービィを飲み込もうとする渦潮”が出てきます。この水流や渦潮の上で低空バーニングを出すとバーニングの速さに流れの速さが乗ります。つまり、通常に比べて速いバーニングを出すことができます。
このように水流に乗せて低空バーニングを出すことで速く移動することができます。ただし、動画のようにこの低空バーニングを連続で出そうとすると、水面にカービィが着水しておらず先にジャンプが出て水流の速さが乗らなくなってしまう、というRTAにおけるタイムロスが発生します。難しいですがしっかり練習し、連続で出せるタイミングを掴んでおきましょう。
[トルネイド]トルネイドの出し方
- トルネイドは2種類の出し方がある
続いてはトルネイドです。トルネイドの行える行動は至ってシンプル。攻撃ボタンでトルネイドが出て、敵を巻き込みながら移動ができるというもの。一定時間経過すると停止、またはトルネイド中にある操作を行うことで”しゅんかんさいだいふうそく”という巻き込んだ敵を吹き飛ばし攻撃するという技になります。
このトルネイドには出し方が2種類あります。”攻撃ボタンを一回短押しして出す”か”攻撃ボタンを押しっぱなしにして出す”かです。
”ボタンを短押し”した場合、トルネイド中に攻撃ボタンを再度押すことで”しゅんかんさいだいふうそく”が出ます。
”ボタンを長押し”した場合、トルネイド中に攻撃ボタンを離すことで”しゅんかんさいだいふうそく”が出ます。
参考動画がないため、文章でしかお伝えできませんが、個人的には長押しよりも短押しがオススメです。短押しの方がトルネイドを出し切った際に次の行動に移りやすいからです。
あくまで個人意見ですので、まずは試してみて自分に合う方でやってみると良いでしょう。
[トルネイド]空中で長距離トルネイドを出す
- 地上からトルネイドで長距離移動!
他のRTAの動画や配信を見ていると、「トルネイドを2回連続で出して遠くまで行ってるけど、私は2回目のトルネイドの距離が出ない・・・」なんてことがあるかもしれません。
トルネイドはその技の仕様として”技(トルネイド)の出始めが空中だった場合、空中で2度目の技(トルネイド)は、ほとんど移動ができないトルネイドになってしまう”という仕様があります。
つまり、長距離な空中移動をしたい場合、トルネイドの出始めさえ地面に接した状態であれば2度目のトルネイドは通常のトルネイドが出るということです。
この小技が特に活躍するのがワールド3ステージ4”ワンダリアパレードの夢”です。以下の参考動画をご覧ください。
左はトルネイドを出す際にジャンプをしてしまい飛距離が出なかった場合。
右はトルネイドを出す際にジャンプせず地面からトルネイドを出し、飛距離が出た場合です。
ちなみに私は最初、ついついクセで左のようにトルネイドを出す際にジャンプをしてしまっていて、教えてもらうまでこのことに気が付けませんでした。(某配信者さんの配信中に聞いて教えてもらいました。)
このように飛距離が出たことで他のコピー能力では通常届かないルートでワドルディまで届いています。
※一点注意しておかないといけないのが、崖ギリギリでトルネイドを出し始めてしまうと空中でトルネイドを行ってしまったという判定になってしまい2回目のトルネイドが左のような短いものになってしまいます。気を付けましょう。
この小技はRTAでは非常に大きなタイム短縮になるため是非とも慣れておきましょう。
ここ以外にもこの小技が活躍する場面はいくつかあります。RTAをされる方はトルネイドは地上から!と気を付けながら導入されると良いでしょう。
[スリープ]可愛いけどカービィを早く起こそう
- カービィ起きてぇ~(ガチャガチャ
お邪魔なコピー能力として毎度お馴染みな”スリープ”。星のカービィ ディスカバリーでは進化させることで有能なコピー能力にもなったりしますが、それはまた別の機会にお話するとして。
スリープのコピー能力になった時、カービィが眠りきるまでに移動できる時間があります。最速で眠りきるまでは約2.5秒です。それまでは歩くことが可能です。それ以上も歩くことはできますが、眠るまでの時間が延びるだけなのでRTA的には歩いても約2秒までにしましょう。
カービィが眠りきると、これまでのカービィ作品の多くは起きるまで待つ必要がありました。ディスカバリーはボタン連打やスティックを回すことでカービィを早く起こすことができます。
特に動画としては残しませんが簡単に比較できると思います。
是非お試しあれ。
コピー能力編その2(ハンマー・ドリル・アイス・クラッシュ)へ
ここまで拝読いただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?初めて知る技もあったのではないでしょうか? もし、まだRTAを走ってなくてRTAに興味を持ちましたら、是非参考にしていただいて走っていただければと思います。
また、 コピー能力編に関しては今回だけで書き切れない程小技が隠れています。これは?というものがありましたら是非私に聞いてください。
普段私はTwitchでゲーム配信を行っています。もしよろしければチャンネルのフォローをしていただいて遊びに来ていただければと思います。
ではまた。