偏官

偏官のエネルギーは変革する原動力のようなものなので、言い換えれば闘争エネルギーです。

闘争エネルギーとは、よく出れば、古き要らないものを壊し変えていく力となり
悪くでれば、反逆的、反抗的でイライラしやすい
一言で言えば『実行力』です。

自由度が狭く一貫性が強いこれまでの社会では、扱いが難しい星でした。
しかし、自由度が広がり（特にインターネットとスマホが便利）動きやすくなっている今そして未来の世界では、偏官は強い味方となります。

活かすも殺すも自由ですが、やはりポイントは、偏官に十二運の何がついているか、ですね。

特に絶がついていると、自由を求めて動きまくる、くらいの活用じゃないと苦しいはず。

動きが遅い人を見ていたり、自分の行動の範囲を邪魔されると「なんでこんなに怒りが湧くんだろう」みたいに衝動的にイライラしたり

せっかちさとも言えるのですが、それは推進力に使えばOKです。

自分がやりたいこと、ふとした時に思いついたことを片っ端から実行しましょう。結果を気にして止まるのはナンセンスです。結果は結果的についてくる副産物に過ぎなく、偏官は「動くこと」に意味がある星です。

他の星が強い命式ならこの限りではないのです。しかし偏官が強いと、活かした方がいい場合がとても多いのです。

他の命式内容によってアドバイスは変わりますが、偏官が強調されているなら、意識しておいて損はないでしょう。

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