地方移住の盲点｜どこで、誰と、何をして生きるか

大学卒業のタイミングで、
地方で一人暮らしを始めました。

都会ならではの、人と情報の洪水に疲れてしまい、
自然に近いところで落ち着いて生活をしたいと思ったのです。

詳しくはこちらの記事に書いています↓

今の場所は、自然が近くにありつつも
便利で生活に困ることがありません。

上の記事に書いたように、散歩するだけでも楽しくて
場所選びは成功した！と思っています。

ただ、「寂しいな…」という思いはなかなか打ち消せず。

この経験から、
移住を成功させるためには、どこに住むか、何をして生きるか(仕事など)に加えて、誰と暮らすかが大切だと感じました。

・どこに住むか

たぶん、移住をするにあたって、一番に考えるところでしょう。

今まで住んでいた場所をわざわざ離れるわけなので、
自分が何を求めているのかはっきりしておくことは
必要だと思います。

私は、自然に近いところに住みたいという思いはありながらも、フットワーク軽くお出かけしたかったので、
主要都市からアクセスしやすい場所にしました。

あと、車を持っていなかったのでかなりしぼられました。

地方ではありながらも、観光地が近いこともあって
お店が充実しているのも良かったです。

・何をして生きるか

こちらも、移住前に考えられていたとは思います。

結果的には、すぐに退職してしまうことになったけれど、「ここで働きたい！」という思いで就職できたし。

生きていくためにはお金を稼がないといけないので、
かなり優先するべき要素でした。

・誰と暮らすか

自分にとって、ここが盲点でした。

移住するまでは、
縁もゆかりもない土地で一人暮らしをするとしても、
仕事や趣味を通して友達はできるはず！と思っていました。

ただ、仕事の人間関係はあまり良くなくて、
お給料も余裕がなかったので趣味も楽しめず…

思ったように交遊関係を広げることができませんでした。

一人暮らしをしてわかったのは、
私は他の人と共感したい！という思いが強いということ。

例えば、美味しいものは自分一人で楽しむのではなく、誰かと「おいしいね」と言い合って食べたい。
きれいな景色も、「きれいだね」と言い合いたい。

もともと一人行動は得意だったので、驚きでした。

こういう性格なので、
何かイベントがあっても「一人だし行かなくてもいっか…」と思えてしまい、だんだん出不精に。

せっかく新しい土地に来たのだから、
いろいろ楽しみたい！という思いはあります。
実際、新しい発見も多くて楽しいです。

だけど、誰かと一緒だったら、
もっとここでの暮らしを楽しめたんだろうな。

将来、自分で野菜を育てたいな～と思っていますが、
それも誰かと一緒にやるから楽しいのかなと思ったり。　

逆にいえば、
移住する前の暮らしは「場所」はイマイチだったかもしれませんが、
友人も近くに住んでいるし「誰と住むか」という点では今より良かったのかもしれません。

ともかく、素敵な場所に住んでいる=しあわせ、というわけではないとわかりました。

・最後に

私は移住するときに、「この土地で、この仕事がしたい！」という想いはあったものの
「誰と暮らしていくか」という点を考えていませんでした。

「どこで、誰と、何を」の3点がバランス良く叶えられたら、もっとしあわせになれるんじゃないかな？と思っています。

このことがわかったので、
これからお金がないとか言い訳せずに、
交遊関係を広げていきたいです！

今から、できることをやっていきます！
またお会いしましょう。

---

ちなみに、私はこういう者です↓