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すば基地とインストアライブのこと〜すばるくんの秘密基地に行ってきました〜


2023年8月。
東京 渋谷にすばるくんの秘密基地ができた。

8月16日~8月31日
渋谷すばる×TOWER RECORDS
すば基地〜The Secret base〜Vol.1』POP UP SHOP!

タワーレコードさんとのコラボレーションで、すばるくんの限定POP UP SHOPが開催されたのだ。

渋谷店ではすばるくんが使っているギターやハーモニカなどの展示、すばるくんが撮影した写真や自作の絵、等身大パネルや写真パネル展示も行われ、オリジナルグッズや生写真(!)の販売もある、との説明にわくわくが止まらなかった。

タワーレコード全体としても、北海道 苫小牧から九州 福岡まで全国的11店舗でグッズや限定ミニアルバム『ALPACA 5』が販売され、そして8月26日(土)には、渋谷店5階にてすば基地開催を記念してインストアライブの開催も発表された。



すばるくんの秘密基地。
サブタイトルは "The Secret base" 。
本当にそんな感じで。
もう、住みついてしまいたいくらい最高の場所だった。


丁寧に大切に使い込まれたギターやハーモニカ、彼の想いがそっと語りかけてくるような絵や、撮影から現像まで彼が一人で仕上げた写真、絵本の原画、たくさんのパネル写真、壁一面のステージフォト、等身大のパネル、アジアを旅した懐かしい洋服、ずっとすばるくんのライブやMV映像が流れるモニター……。

あの頃の、今の、これからの、その時その時のすばるくんを感じられる、とてもとても幸せな空間だった。

ギター展示 左から フライングV、グレッチ、リッちゃん(リッケンバッカー)、爆音くん
ハーモニカとギターストラップ、シールド
グッズ、CDとサイン色紙


そして8月26日のインストアライブ。
私は1部に入ることができた。


とても濃い、幸せな時間だった。
すばるくんと史朗さんだけ、二人きりのステージ。
史朗さんとすばるくん、2本のアコースティックギターとハーモニカとすばるくんの声。それだけ。

本当に、歌で、その声ひとつで世界を変えられるひとだ。
それを支える史朗さんのギターは一音一音が際立って優しく響いて、ずっとすばるくんの声に寄り添っている感じだった。


初めてのミニライブ、1部ではすばるくんもお客さんも緊張していたのか、始まりがちょっとぎこちなくて。
それに、
「こんな明るいとこでライブやったことない、恥ずかしい…」
と。明るすぎる照明を気にするすばるくん。ちょっとうつむき加減でなかなか客席を見てもらえなかったけれど。照れる姿がたまらなく可愛かった。


MCでは
「(史朗さんには)ずっとお世話になってます」
と言って史朗さんとのコンビを自ら "しろすば" と名づけるすばるくん。
その後で「俺が白いみたいになってる」と笑っていた。


1曲目は「風のうた
アコースティックライブ『すばるの部屋』でも演ってくれた曲。
今回のギターのみのステージでは、もっともっと削ぎ落とされた音の魅力を伝えてくれた。
風のように軽やかに踊る史朗さんのギターとすばるくんのハーモニカ。史朗さんのハモリも素敵だ。
1曲目からもう、すばるくんの世界に惹き込まれていった。


2曲目は「7月5日
イントロはドラムの代わりに、史朗さんの力強いカッティングで始まった。すばるくんの声、ギターの音、史朗さんのコーラス…ぜんぶが心に沁み込んでいって、涙がこぼれた。
この曲が伝えてくれるやさしさや揺るぎない覚悟、すべてを包み込むあたたかさ。それをひとりひとりに寄り添って、そつと手渡そうとするように。
真っ直ぐに真っ直ぐに、心に届いた。

3曲目は「なんにもないな
個人的に大好きな曲で、今また、しかも史朗さんのギター1本とすばるくんの声だけというシンプルで贅沢な編成でこの曲を聴けたことが本当に嬉しかった。
ラストの "それだけ分かる" の "" に、ただ生きている日々から、君と生きることを自ら選び取っていくという意志が感じられて。そこに立つと決めた強さと "君" を想うやさしさ。
アウトロのすばるくんのハーモニカは言葉以上の言葉を伝えてくれて、胸の深いところに沁みこんでいった。


ラスト、4曲目は「つくる」。
「皆さんと楽しい時間を、つくる。いいライブを、つくる。…」
アコースティックライブの時と同じような曲振りから(笑)、最後の曲は「つくる」だった。

あたたかくて伸びやかで、心を包み込んでくれるような、すばるくんの声、史朗さんのハモリ、奏でるギターの音。
大丈夫、きっと大丈夫だよ。やさしく力強く心に届くメッセージ。
明日もまた頑張れる、そう思えるような。そんな力をもらった気がした。

インストアライブの2部が始まると、会場の外の売り場にもすばるくんの声が聴こえてきた。

その売り場に来たお客さんの中には壁に貼ってあるすばるくんのポスターを見たり、聴こえてくる彼の声に立ち止まる人もいた。
一緒にいた友だちが
「(渋谷すばるさんの)ライブ、10月からありますよ、チケットまだありますよ」
とかけた声に
「あ、ホントですか!」
と答えてくれた2人組の男性もいたりして。

すばるくん、届いてるよ。
あなたの歌が確かに誰かの心を揺さぶってるよ。
何かを感じてくれているよ…
そんなふうに思って泣きそうになった。



幕張の大きなステージとか野音や野外フェスとか。ホールやライブハウス、人数を絞った小さな会場でのアコースティックライブ…そうだ、ドームでの歌声も聴いたことがある。

もちろん会場や編成に沿った表現の仕方はあるけれど、どこにいてもすばるくんはずっとすばるくんだった。
いつでもどんなステージでも、すばるくんの、すばるくんだけの歌を歌い続けている。

すばるくん自身が変わらないと言う "根っこの部分"。それが心を掴んで揺さぶり続けるから、もうそれだけで。
ずっと信じられる。本当に本当に大好きだと思う。


インストアライブの後、どうしてももう一度行きたくて、メッセージを残したくて。
本当は最終日に行きたかったのだけれど、外せない仕事が入ってしまい、前日の8月30日に4回目のすば基地訪問を果たした。


もう一度、ゆっくりゆっくり基地の中を回る。
ギターから、絵から、写真から、パネルから、グッズやモニターから、伝わってくるすばるくんを感じながら。
すばるくんへの想いを綴る2冊のメッセージノートはもう最終ページまでびっしり埋まっており、スペースを探して表紙の裏にひっそりと書かせていただいた。

すばるくんの秘密基地をのぞかせてもらって、はだかのままのライブを聴かせてもらって。
姿も心の在り方も表現もすべて。すばるくんのぜんぶが私は大好きなんだ、と改めて感じた。

そこに居続けてくれてありがとう。歌い続けてくれてありがとう。
すばるくんがこれから進んでいく場所、見ようとしている景色をずっと見ていきたい。ずっと一緒に歩いていきたい。
心からそう願っている。


どうかこの素敵な企画が、これからも全国いろんな場所で、vol.2、vol.3…と続いていきますように。もっともっと、たくさんの方が楽しめますように。
すばるくん、スタッフさん、タワーレコードさん、タワーレコード渋谷店さん、本当にありがとうございました!


ALPACA 5』予約者限定
すば基地開催記念インストアライブ
セットリスト

(1部)
1. 風のうた
2. 7月5日
3. なんにもないな
4. つくる

(2部)
1. キミ
2. アナグラ生活
3. ライオン
4. 7月5日
5. ぼくのうた

アンコール
風のうた

ボーカル、ギター、ハーモニカ
渋谷すばる
ギター、コーラス
塚本史朗


このインストアライブの音源が数曲、YouTubeにあがっています。
ぜひお聴きください!

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#ALPACA5
#タワーレコード渋谷

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