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そらむぎ通信 No.187 (2022.11)


エスパシオ 関東大会優勝おめでとう!

南流山デイケアるえかのフットサルチーム「エスパシオ」がまたまた快挙を揚げました。関東大会連覇達成です。

今回は、監督の大角さん、チームを代表して藤原選手にメッセージをいただきました。


Espacio 大角浩平監督

フットボール(精神障がい者フットサル)チーム「Espacio(エスパシオ)」
の監督を務めさせていいただいてる大角と申します。ソーシャルフットボー
ルは2007年頃より、大阪を中心にチームが発足し、現在では160以上のチームがあり、競技人口は2000名を超えていると言われています。通常のルールに加え、女性がピッチに入った場合、最大で6名でプレーできるという特別ルールがあります。国際大会も2度開催されており、2013年の第1回目の国際大会で日本代表は優勝をしています。
Espacioは2009年に発足をし、現在は男性14名、女性2名の選手たちが活躍をしています。また、発足当初より柏レイソルA.A野田の桜井氏よりご指導をいただいています。練習は週末を中心に、公共施設や民間のコートを借りて行っています。また、地域のワンデーの大会に出場することもあります。そして、現時点で日本代表候補が5名在籍しています。
チームの目標は「Espacioというチームを通して、それぞれの人生が豊かになる」「成功より成長を」です。競技志向のチームなので、ピッチで全力を尽くし、勝利を目指すことは必要だとは思います。ただ、それだけで良いのでしょうか。私たちはオフザピッチでの活動や振る舞いも非常に大切にしていますし、周りへの感謝を忘れないようにしています。直近ではかえる公園で開催された運動会に競技補助として参加をさせていただきました。日々の仕事や練習で大変な中、このような活動にも積極的に参加をする選手たちを心から尊敬しています。Espacioは常にメンバー募集しているので、お気軽にご見学に来ていただければと思います。今後ともご支援のほど、よろしくお願い致します。


Espacio藤原仁選手

Espacio所属の藤原仁と申します。22歳でソーシャルフットボールをはじめ、今年の6月にソーシャルフットボール日本代表候補に選出されました。
「Espacioを通じてそれぞれの人生を豊かにする~成功より成長を~」をテーマに活動しています。
疾患歴は、5歳の頃にチック症状が出現し、8歳頃にてんかん発作、2次障害で気分障害の診断を受けました。12歳の頃にASD、LDと診断を受けてから、現在もEspacioでトライ&エラーを繰り返す日々です。
ボールを扱うことにレベルの差は関係なく、一人ひとりの「らしさ」を追求し、仲間と切磋琢磨しそれぞれの成長を目指しています。
Espacioには仲間の「できた」をともに喜びあえる環境があります。
日々、成長を目指す上では避けては通れない道は存在します。
しかし、ともに向き合ってくれる仲間の存在、次のステップを期待し、ご指導してくださる監督、コーチの存在があります。JIIF(日本障がい者サッカー連盟)には「サッカーならどんな障害も超えられる」という言葉があります。
素直に受け入れる姿勢を持ち、小さな成功体験を積み重ね、日常生活やフットボールに対する姿勢が変化する仲間をみて刺激を受けてきました。
自分はこうだからと自分の可能性を限定するのではく、自分のペースで自分にあった対策を考えることの大切さを学びました。その考えたものを実行する場としてEspacioがあります。どんな時も自分の好きを大切にしていたからこそEspacioに出合うことができました。
みなさまにも自分の好きを大切にしてほしいです。
最後に、私は周りのペースに囚われる必要はないと考えています。ひとりひとり成長の歩幅は違うからです。何事も始めるのに遅いことはありません。
第4回ソーシャルフットボール全国大会(11/26,27)が徳島県にて開催されます。Espacioは関東代表として出場します。チームとしても選手としてもたくさんの気づきを得て今後の成長に繋がる大会にしたいと思います。応援の程、何卒よろしくお願いいたします。


「関東大会開幕直前!ソーシャルフットボール座談会」で検索!インタビュー動画もぜひご覧ください

宙麦会&MARSスタッフのバトンリレー

今月は、お台場の時田さんです

みなさんこんにちは、土屋さんからバトンタッチされたひだクリニックお台場の時田陽介です。入ったばかりの新人ですが少し年齢はいっており「オールドルーキ」でございます。

私とひだクリニック出会いは前号の土屋さんが大きく関係しております。土屋さん私の師匠にあたり、精神科領域のことから、SST、心理教育、私生活に至るまで手取り足取り教えていただきました。その師匠がひだクリニックが開院したころに家族教室を行っており、そこにひょっこりくっついていたのが私で、様々な経験をさせていただきました。肥田院長や木村副院長とそのこころ初めて出会い、ひだクリニックを開院させた思い聞きとても興味深く斬新であったことを思い出します。

私自身は,千葉県市川市を中心に仕事していて、昔からある家族会が経営していた精神障害者が通う小規模作業所でパンを作ってみたり、障害者職業センターで就労支援をしてみたり、クリニックのデイケアではリワーク(復職支援)をしてみたりと地域の精神科領域から医療における精神科領域まで経験してきました。利用者の方々と自分たちで作ったパンを市役所や地域の施設で販売をさせてもらい、自分の手で作ったものを他人が手にし喜ぶ姿を見て、働くことの素晴らしさを体験しました。その素晴らしさをいろいろな人に体験してほしく、様々な場所で働くことのサポートや支援、一緒にできることをやってきました。

その頃、自分のスキルアップ・知識や経験の幅を広げ、技術を身につけたく、勉強をしていました。その時、同じ学び舎で教わったのが宮崎さんでした。認知行動療法を同じ釜の飯を食べながら学び、日々切磋琢磨しておりました。物腰はとても柔らかく、暖かく受け止めてくれるので同じ立場でも教わることはとても多い日々でした。

以前から知っていた存在ではあったのですが、少し遠回りをして晴れてひだクリニックの一員となりました。ひだクリニックお台場ではVinakaでは、スタッフの皆さんにも優しく丁寧にいろいろなこと教えて頂き、メンバーさんには今までずっといたかのように接していただき、とても心地よい日を過ごし、SSTや心理教育を中心に様々プログラムを皆さんと共に楽しんでやっております。今までもメンバーさんと共に会話しながら「あーでもない」「こーでもない」「●●したい」など、一緒に考えしたいことややりたいことを考えてきました。少しの時間でも毎日継続して話してみたり、同じ作業してみたり、同じ空間に一緒にいてみたり、みなさんの傍にいつの間にかいるそんな存在で居たいと思っています。また、スポーツははるか昔…、今思えば高校生の時にサッカーをした経験がありますので、サッカーは見るのもやるのも体力が続く限りは好きですので、フットサルも少し興味があります。顔を出せたらいいなと思っていますので、のぞきに行った時には暖かく迎えてもらえると嬉しいです。

今まで実践してきた方法と、ひだクリニックのスタイルを融合させながら、スタッフ・メンバーと共に成長していけたらと思っておりますので、見かけたら気軽に声をかけていただけたら、全力でお返事しますので、これからも末永くよろしくお願いいたします。
次回は歌って踊れるお台場のアイドルナース山田さんにバトンをお渡しします。

ひだクリニックお台場


秋ですね〜コスモスが咲き乱れる時期になり、そろそろ関東でも紅葉の始まりを感じる季節になりました。
秋になると、月が綺麗に大きく見えるのはなぜなんだろう?といつも思いながら、夜に空を見るこころに余裕ができるからなのかな?と思ったりもしています。

さて、お台場のVINAKAは、今年のハロウィンパーティーは東松戸のドッグフレンドリーカフェボナ82で、テララとご一緒させていただきました。
お台場のメンバーは、前々日の南流山一丁目運動会にも元気に参加して続けての松戸でしたが、それぞれに仮装を考えて朝から集合しました。
さすが!ボナ82の楽しいお料理と、仮装コンテスト、テララ、ビナカのゲームと盛りだくさんのパーティを満喫し、帰りは31日だし〜と仮装のままで電車に乗りましたよ。
テララ、ボナ82の皆様、本当にありがとうございました。(木村)

【お知らせ】

*家族教室はすべて、予約なしで直接会場へどうぞ!
11月16日(水)13時半~「コーチング」ストレス対処法、棚卸
11月20日(日)10時~12時 家族SST
11月20日(日)13時~15時 リワークフォローアップ
11月27日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
~家族の関わりについて~ 公認心理師砂川玲子
11月30日(日)13時半~症状対処のための講座
~病気を持ちながら働く~
12月 1日(木)15時半~ クローバー家族
12月 1日(木)18時~ ペアレントトレーニング
主に思春期青年期対象 ご家族としてのかかわり方 個別相談 要予約
*12月と1月の「べてる式家族当事者研究」はお休みです
12月 7日(水)13時半~ ひきこもりの家族支援
12月11日(日)10時~12時 わいわい講座
終了後に1時間くらい懇談の場を持ちます。
12月14日(水)病気の理解シリーズ 「フリートーク」
日ごろの疑問、ご質問、なんでもOK 肥田院長に聞いてみよう!

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