そらむぎ通信 No.174 (2021.10)

10月31日（日）「なんでも相談会」開催！！

「症状とどう向き合ったらよいの？」「もっと病気のことを知りたい」「働きたいけどどうしたらいいの？」「職場での悩みがある」「コミュニケーションがうまくなりたい」「どんなリハビリをしたらいいの？」などなど、悩みは尽きません。
そんな皆様！！当院の精鋭専門スタッフに相談してみませんか？

開催日時：2021年10月31日(日)10時～12時　14時～16時
場所：ひだクリニック（本院）３Fるえかホール
費用：無料　　デイケアメンバーはデイケア料金
予約不要　1週間以内に発熱など感染症状がある方はご遠慮ください

２０２１年秋「るえか」が変わる

精神科の治療は、お薬での治療効果は半分くらい。あとは、リハビリプログラム（治療プログラム）が必要だってご存知でしたか？
この秋、るえかでは、たくさんの治療プログラムがスタート。皆さんのなりたい！！をお手伝いします。
効果的なリハビリを行うと、本当に変わります。
もっと自分らしく、カラフルな人生を楽しみませんか？
スタッフが皆さんのリハビリメニューの作成のお手伝いをします。

11月はじまり　プログラムの一例

「栄養士による栄養講座」
～正しいダイエットをしよう～　11月から4回シリーズ

「強迫性障害のための認知行動療法」
～本気で強迫性障害を治したい方へ～　11月から月2回

集団が苦手なあなたへ
＊オンラインでデイケアスタッフと話そう！
＊簡単なものづくりをしてみよう！

この後も続々登場　「るえか」から目が離せない！

宙麦会＆MARSスタッフのバトンリレー

今月は、セントラルパークの小嶋さんです

皆さまこんにちは、セントラル外来で受付事務をしています小嶋です。
受付で患者様の対応を中心にお会計や医療に関する事務の業務をしています。セントラルのみで勤務をしており私をお見かけする機会がない方もいると思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。

セントラルに入職する前は美容・福祉で運動指導をするお仕事をしていました。

十人十色という言葉があるように相手が何を求めているか読み取る力・コミュニケーション力が大事なお仕事です。先導するというより寄り添って目標を達成していく姿勢が大切だったので失敗から学んだ事もありましたが、目標を達成した時に一緒に喜びを分かち合える瞬間の嬉しさなど経験したことは今でも自分の糧となっています。

その後医療業界に興味を持ち、現在に至ります。

趣味はスキューバダイビングです。学生の時に知人のダイバーに誘われ海に潜ったのがきっかけで普段生活している陸とは違う世界に感動し魅了されました。ダイビングは色々な楽しみ方がありますが、私はお気に入りの場所で潜って写真を撮ったり、ナイトダイビングが好きです。同じ場所でも天候・時間・海の状況によって水中で見える景色が違って、潜るたびに新しい発見があります。今はコロナ禍でお休み中ですが、出かけられる日が来たら自分のバイクで沖縄の海沿いを走ったり、家族と一緒に潜って楽しみたいと思います。

受付事務として出来る事は限られていますが、皆さまが当院に安心して通院出来るようにＤｒ，をはじめスタッフと協力しながらお迎え出来るように努めていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。次のバトンはファーレの岡田さんに渡したいと思います。

ひだクリニックお台場

みなさま、ひだクリニックお台場は、9月7日に一周年を迎えました。
今回は、2年目を迎えた様子をレポートします。

外来は、コロナ禍の真っ最中に落下傘のごとく台場の地に降りた精神科クリニックはほとんどの方に気づかれず、スーパーの目の前であるにもかかわらず、閑散としたクリニックでした。また、とても運が悪かったのは、想定したオリンピックが延期になったこと。当院は、お台場海浜公園のトライアスロンの会場に人が行くための必ず通る通路にあるのですが、オリンピックだけではなく、ここは普段なら海に向かう人たちでいっぱいの通路なのです。オリンピックの準備のため海岸が閉鎖され、ご近所の方以外は誰も通らない通路と化していました。海をテーマに創った内装は、カフェや美容院と間違えられ、病院と認知されても、内科、小児科等と間違えられ、ドアを開ける人に一喜一憂した毎日でした。そんな開院当初を思い出すと笑ってしまうことも多々あります。今では、まだまだ余裕はありますが、先生たちがお暇な日はほとんどなくなりました。

一方デイケアVINKAはと言うと、なぜか元気な年配者と学校に行きたくない子供たちが最初にデイケアの利用をしたいと訪れました。10月末には、国際会議場を借りて肥田先生、佐々先生の講演会も開催しましたが、なかなか伸び悩む時期でした。1年間、本当に試行錯誤しながら何度も方向転換し、「都会的なシンプルな顔」を捨てました。やっぱり、どんな場所であっても人が求めるのは、愛情のあふれるこころのオアシスであり、丁寧なかかわりの中にリハビリテーションがあるのだと確信し、2021年を迎えた日から幅広い年齢層でもできる「ここでしかできないプログラム」を展開。集団の中での個別プログラムや心理教育とコミュニケーションを中心に置きました。スタッフ数4人で廻すには限界があり、本院の協力を得て、ピアサポーターはじめスタッフがいつもメンバーの横にいる形を創り、毎日ナイトケアも開催を決めました。すると、「仲間」が誕生し、「自助グループ」が始まり、8月には第1期就労グループ「クリーンキャッツ」も始まりました。今では平均年齢２０～３０代前半の活気と笑いのあるデイケアに成長しています。

現在、ひだクリニックお台場は、「ホスピタリティあふれる治療サービス・愛情あふれるこころのリハビリテーション・癒しあふれる院内空間を提供させていただきます。」を柱に日々躍進中です。

【お知らせ】

家族教室再開いたします。25人予約制です。

10月24日（日）家族として病気に向き合うために
看護師　木村尚美

11月28日（日）自立のための社会資源・制度
精神保健福祉士　宮崎りつ子

12月26日（日）シンポジウム
当事者

*緊急事態宣言は発令された場合は中止となります。
ご予約は「るえか」　０４－７１５０－８１４５

○スタディーシリーズ
１０ 月１３日（水）病気の理解シリーズ「ADHD」
１０月２０日（水）13時半～「コーチング２」
１０月２７日（水）13時半～「当事者研究」
１１月　３日（水）ひきこもりの家族支援グループはお休みです
１１月　４日（木）15時半～　クローバー家族
１１月　４日（木）18時～　ペアレントトレーニング
（セントラルパーク）
１１月１０日（水）13時半～病気の理解「自閉スペクトラム症」
～アスペルガー症候群、広汎性発達障害～

【編集後記】

るえかがリニューアルし、みなさまの痒い所に手が届くそんなメニュー作りをして行きます。そらむぎではその情報を発信していきます（み）