そらむぎ通信 No.171 (2021.7)
頭痛外来のご案内
多くの方が悩まされている頭痛。特にこんな天気の悪い日が続くと本当につらい毎日だと思います。実際に片頭痛が起こることで多くの損失が生じています。大規模オンライン調査(My Migraine Voice)によると・・
仕事に集中できない52%
家族との時間を犠牲にしている44%
周りの理解が得られない48%
人との約束を遠ざけてしまう50%
仕事を休んでしまう32%
次に来る発作が不安になる55%
このように実に多くの支障が出ていることがわかります。
この度、一定期間片頭痛発症抑制薬が有効でないと判断された方向けに新しく注射薬が発売されました。
南流山ひだクリニックにおいて、頭痛外来として専門医が対応いたします。この薬が使える医療機関はまだ少ないのですが、精神科の患者さんの中でも頭痛がさらに症状を不安定にさせていることも多く見受けられます。気になる方は、ご相談ください。
頭痛専門外来 担当:山里医師
セントラルパーク:月曜日 南流山:火曜日
*担当医、受付にてご予約ください
お台場家族教室のご案内
家族教室が本格的に始まります。
(予約制ではありませんが、コロナ感染対策のため、ご参加の方はご連絡ください)
開催日時 第1土曜日 10:00~12:00
9月4日(土)ファミリーテーブル基礎講座1.
精神疾患医師 佐々 毅)
10月2日(土)ファミリーテーブル基礎講座2.
家族としてのかかわり方 看護師 木村尚美)
11月6日(土)ファミリーテーブル基礎講座3.
向精神薬との付き合い方医師 佐々 毅)
12月4日(土)ファミリーテーブル基礎講座4.
各種福祉制度の使い方・認知行動療法とは
(精神保健福祉士 宮崎りつ子)
オリンピック開催に伴う交通規制が始まっております。
開催中は交通機関も変わっておりますのでご注意ください。
肥田先生のメディカルコラムVol.121
~「バザールケア(雑踏ケア)」~その2
私は「人間浴」という言い方をするのですが、一生懸命頑張ってなんとかデイケアに来る。でも、いっぱい人がいると、それだけで疲れてしまうということもあります。
デイケアにはいろいろな人が来ます。バザールケアはとてもいいことだけども、もしかしたらある種の患者さんにはきつい環境なのではないかなと考えないといけないと思います。だから、個別グループが必要だったったりするのです。
刺激の多さに、私たちは配慮しているのでしょうか。これも難しい話かもしれません。やはり、デイケアの経済性や生産性や人数を上げるということがどうしてもあります。その一方で、一人ひとりに対応しないといけないという現実もある。だから、どこまで配慮できているかということが、よいデイケアのバロメーターになったりしますが、なかなか難しいかもしれません。
日本における一番長い引きこもりの例は長崎の出島かもしれません。
江戸時代を通じて200年以上、国を挙げて引きこもりを奨励し続けたのですから。
ひだクリニックお台場のページ
梅雨から初夏を迎え、お台場にあるひだクリニックお台場の目の前含め、周囲をオリンピック会場に囲まれているので一気にオリンピックムードが漂っております。
外来は、公式LINEを導入しました。ホームページからLINE登録していただき、多くの方が受診の相談に訪れてくださっています。メリットは、なかなか電話がつながらない、診療時間を過ぎてしまって連絡ができない等の患者さんの悩みを一気に解決!!夜中でもアクセスできます。全スタッフが、対応していますので診療時間になりましたらすぐにお答えしております。また、処方された薬のことなど緊急を要する問い合わせには、場合によってはすぐに返信させていただくこともあります。
ひだクリニックお台場デイケアVINAKAでは、「コロナ禍でもできることをやってみよう」といろいろなプログラムを展開しています。
6月は、緊急事態宣言が明けてみんなで科学未来館へ行ってきました。自助活動や、イブニングソーシャルアワーではサイゼリアの利用もしながら「楽しく社会性を養う」などリハビリテーションプログラムを皆で取り組んでいます。幅広い年代や疾患構造がごちゃ混ぜのデイケアですが、小さな環境を強みとしてきめ細かいアットホームな空間を提供しています。ぜひ、いつでも覗いてみてください。
ひだクリニックお台場 木村
宙麦会&MARSスタッフのバトンリレーのページです。
今月は、宙麦会の肥田裕子さんです
宙麦会経理室で経理業務をしている肥田裕子と申します。気が付けば入職してからもう4年が過ぎていました。皆様にご指導いただきながらお仕事させていただいております。ありがとうございます。
経理業務の他に、毎月第4日曜日は家族会で、金曜日はひだクリニックお台場で受付業務も担当させていただいております。経理業務では、銀行に行ったり、通帳や出納帳の管理等、社会保険等の手続き業務もしております。
医療業界に入るまでは、生まれ育った福岡で航空関係の仕事をしていました。航空会社の予約センターでコミュニケーターを約7年ほどしていました。仕事内容は、飛行機の予約・解約・変更等を電話で承る業務でした。
お客様に悪い印象を持たれないよう話し方・言葉使い等に苦労していた事を思い出します。
その後は、医療事務の勉強をし、大学病院等の勤務を経て現在に至ります。
趣味は旅行です。47都道府県すべてに足を踏み入れ、最後の47番目に足を踏み入れた県は鳥取県でした。若い時から旅行好きで20代の時には国内ツアーの添乗員(昔の言い方)をしていた事もあります。遠くは北海道への添乗で、当時は福岡から北海道への直行便もなく羽田空港で乗り継ぎ・・・5日間の北海道一周の旅でした。
あの当時を振り返りますと、「世間もまだあまり知らない22歳(当時の年齢)の私が添乗員をしていた、信じられない、なんて恐ろしい事をしてたんだ」と思う時があります。(笑)
私の昔話になってすみません。コロナの状況を見ながら趣味も楽しみつつ、お仕事も頑張って行きたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。
次のバトンは、セントラルの千葉さんにお渡しいたします。
スタディーシリーズのお知らせ
いずれも13時半~ 本院地下
7月14日(水)病気の理解「パニック障害・不安障害」
7月21日(水)夢の実現講座(コーチング)②
7月28日(水)るえか式心理教育
8月11日(水)お薬についてパート1
通院されているご本人、ご家族ともにご参加いただけます。
詳しくは院内チラシをご覧ください。
【お知らせ】
祝日が変更になっております。ご注意ください
本院、セントラルパークは7月22日~24日は休診です。
お台場は7月19日休診。22日~24日は診療を行います。
7月25日(日)10時~ ふぁみりーテーブル基礎講座(要予約)
「病気について」院長 肥田裕久
8月 4日(水)ひきこもりの家族支援グループ
8月 5日(木)15時半~ クローバー家族
8月 5日(木)18時~ ペアレントトレーニング(セントラルパーク)
8月22日(日)10時~ ふぁみりーテーブル基礎講座(要予約)
「家族として病気に向き合うために」看護師 木村尚美
*ふぁみりーテーブルにご参加希望の方は、DCるえか04-7150-8145にお申込みください。先着25名となります。感染予防のためご協力をお願いします。
【編集後記】
本来ならワクワクするオリンピックですが、今年はちょっと複雑な思いもあります。でも、オリンピックもパラリンピックもアスリートたちの活躍は、応援したいですね。(み)