そらむぎ通信 No.162 (2020.8-9)
認知行動療法 日曜グループ再開!
~ストレスマネジメントの認知行動療法~
日曜開催の認知行動療法グループのご要望が多く寄せられ、2020年10月より開催予定としました。
このグループは、認知行動療法の技法を身につけ、ご自身でストレスをマネジメントできるようになることを目的としています。
私たちは、知らず知らずのうちに多くの考え方のくせを身につけてしまい、その癖のせいで、自分自身を苦しめることになってしまっています。
この認知行動療法グループでは、ご自身の考え方の傾向を知る、その上で自分の現況を俯瞰してみる。他の考え方ができないかを検討してみるなどをしながら嫌な考えに長く悩まない、ご自身でストレスをマネジメントできるようにガイドしていきます。
毎月第2、4日曜日14時半~16時半開催予定です。
詳しくはチラシをご覧ください。参加をご検討の方は、オリエンテーションを実施しますので、ご参加の上、ご検討ください。
段階的に積み上げていく方式ですので、途中からの参加は習得しにくくなります。スタート時からの参加をお勧めします。
強迫性障害の認知行動療法
強迫性障害とは、汚れがついてしまって何度も手洗いをしないと安心できない、カギ、ガス、電気など消し忘れていないかと何度も確認しないと不安。町を歩いていて誰かを傷つけてしまったのではないか、などなどの不安な考えが頭に浮かび確認してしまうなど、ご自身に浮かんだ考えに取りつかれてしまい、通常の生活がしづらくなってしまう症状のことを言います。強迫性障害の治療は、薬の治療と共に認知行動療法が有効と言われています。
つらい考え方をしてしまう原因を探り、そうならないためにはどうしたらよいか?などを検討します。グループで行うことでより幅広い考え方に気づくことが可能となります。
ご希望の方は、担当医または、外来スタッフにお申し出ください。
9月開始!!
毎月第2、4金曜日10時半~12時半
ご希望の方は、9月11日、25日実施のオリエンテーションのご参加が必要です。途中からの参加はできません。
肥田先生のメディカルコラムVol.114
~「青いパンジー、黄色いパンジー」~その1
今号からすこしテーマを変えます。
青いパンジー、黄色いパンジーです。ひだクリに来ていらっしゃる
方には周知の用語でしょうね。
さて、Di-HydroMono-Oxygenについてのこと。
まずこの写真、これは何かわかりますか?
この時期に出すのは問題があるかもしれませんが、これは福島原発
の汚染水です。
この中には「DHMO」という物質があります。
マスコミでは絶対に言わない物質です。
9月からのスタディーシリーズのご案内
スタディーシリーズはいずれも13時半~開始です
☆引きこもり家族支援グループ(第1水曜日)
引きこもりの家族、当事者もご一緒に参加できるグループです。池淵先生と一緒に解決の糸口を探しましょう。
☆病気の理解シリーズ(第2水曜日)
肥田院長がそれぞれの病気について3回シリーズで開設します。
9月~11月は、気分障害です。気分障害とは、うつ病、躁うつ病、気分感情障害などの病気をさします。病気について、治療、薬について3回に分けてお話ししますので継続してご参加ください。
☆ストレスマネジメントの認知行動療法(第3水曜日)
今年初めから行ってきました認知行動療法の続編です。
9月 自分の考えぐせを知ろう 10月 他の考え方って?
11月 問題解決法 12月 上手に断る、頼む
☆コーチングと当事者研究(第4水曜日)
~自分に問いかけてみよう~
自分自身に問いかけることで、新しい気づきをもたらし自分自身の目標達成に役立てます。また当事者研究は、自分自身の困りごとを研究し、自己対処の方法を探します。
宙麦会&MARSスタッフのバトンリレー
こんにちは、初めまして。訪問看護ステーションすぴかに所属しております看護師の矢口登志恵と申します。よろしくお願いいたします。
現在訪問看護と、ひだクリニックの外来をお手伝いしております。
私が宙麦会を知るきっかけとなったのは、4~5年前に精神疾患のグループホームで勤めていた際に肥田先生の講演を聞く機会を頂いたからでした。
それまでは整形外科や老人ホームに勤めておりましたので、精神については看護学校での実習で学んだことがあった程度でした。
私が精神の分野に興味を持った理由は、身近に精神的に辛い状態に陥ってしまった者がいたからです。知識がないため寄り添うことができず、まずは自分が勉強をして学ぶべきだと思いグループホームに勤めましたが、さらに自分のスキルアップのために精神について深く学びたいと思いました。
そして、昨年の秋よりすぴかに勤めるようになり、現在精神疾患について学んでいるところです。
まだまだ精神について未熟な面が多々ありますが、傾聴は私の得意分野でもあり、また整形外科の経験や私自身が腰椎椎間板ヘルニアを患っているので、ストレッチや運動などを利用者の皆さんと一緒に行えればいいなあと考えております。
皆さんの心のだるさを少しでも軽くできるように、一当事者として、看護師として精進して参りたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
バトンは、外来の大倉さんに渡します。
【休診のご案内】
ひだクリニック:土曜・祝日 休診
ひだクリニックセントラルパーク:土・日曜・祝日休診
9月21日22日は両クリニックとも休診です。
*休診中、精神的症状にて具合が悪くなった場合は、本院で対応いたします。まずは、お電話でお問い合わせください。
*自立支援医療は、登録している医療機関でしか使えません。
【ご案内】
*日曜日の家族教室は、ひだクリニック3階るえかホールにて行っております。入室前に体温チェックをさせていただきます。
**家族教室ご参加のお願い**
当日、ご自宅で検温し、37.5度以上の方、体調が悪い方は無理にご参加なさらないでください。マスク着用にご協力ください。
<午前の部>9時半受付開始 10時~
<午後の部>13時受付開始 13時半~
*午前の部、午後の部は、ふぁみりーテーブル、家族SSTともに固定した時間にご参加ください。昼食の提供は、ありません。
8月23日(日)自立のための社会資源・制度 精神保健福祉士宮崎りつ子
9月 3日(木)15時半~ クローバー家族SST 認定講師土屋徹
9月6日(日)15時~ 家族のお茶会 (要予約)
9月13日(日)家族SST グループワーク
9月27日(日)家族の関わりについて 公認心理士杉嶋洋子
【編集後記】
梅雨の時期は、晴れの日が恋しかったのですが、毎日の照り付ける明日さにうんざり。何事も中くらいがいいですね。(み)
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