見出し画像

ねこちゃんみたいに暮らしたいーゲストハウス生活.2ー


 犬も歩けば棒に当たる。僕の場合は、歩くたび壁にごつんとぶつかっている。ここのところは、ずうっとそう。

 

 こんばんは。空峯千代です。

 ゲストハウスで生活を始めて7か月。東京で暮らし始めてそろそろ2か月半。と、いうところでねこちゃんのお時間なのです。

 この記事では、僕=千代がゲストハウスでの生活を綴ります。とりとめはないです。縁側でお膝にねこちゃん乗せてるような気持ちで読んでね。

 

僕の住処とにんげん


さて。今のゲストハウスで生活を始めて2ヶ月半。それはそれはもう、目まぐるしい日々でしたとさ。

ライター業でちょこちょこ文章を書いて、にんげんに混ざってオフィスで働いて、はじめましての人と喋って。

ひとりで内省する時間も欲しいからドミトリーにこもって文章書いて。企画の進行もして。タスクこなして。

こんなことずっとしてたらバターになっちゃうよ!!! とは思いつつも止まってくれないんだよ、足が。まあなんやかんやで人生謳歌してるよねこちゃんは。


ゲストハウスでの暮らしは、ほぼほぼ慣れた。


僕は、浅草橋にあるリトルジャパンというゲストハウスで暮らしている。(SNSを見ていればわかることだから公表するね)

そこにいる人たちは非常にIntaresting で。

ゲストハウス入居当初の印象は、「漱石作品の主人公の世界だ。」だった。

漱石の主人公たちは、知的で雑学に豊んでいて、且つユーモアがある。あとちょっと面倒くさがり。

リトルジャパンにいる人たちは、僕の目から見るとまさにそんな感じだった。

ちなみに今はどうなの?と問われれば、他人が集うあたたかい場所というところ。「そこにいたければいればいいし、いたくないならいなくてもいいよ」、とでも言わんばかりの村上春樹的な態度の場所。

漱石から春樹に変わったイメージ、と共に変化した心境として。どうやら、僕はリトルジャパンがお気に召してしまったらしい。

スタッフさんはいい人だし、住人同士の距離感もちょうどいい。要するに、リトルジャパンにいる人たちが好きなのだ。


こういう時間が好きでいる


ラウンジでふかふかのソファにもたれながら、皆のお話を聞いているのが好きだ。


はっちちゃんとたけるさんのやり取りを聞いていると楽しい。

ともさんや大木さん、まおさんが価値観の話を語り合っているのも、聞いていておもしろい。

たまに泊まりにくるシェア街の人たちとお話するのも、ワクワクするし新しい風を感じる。


僕のお気に入りの時間ははっちちゃんとドミトリーでのんびりお話しているときと、大木さんノリさんと3人で朝まで語り合うとき。


はっちちゃんとは、観念的な話をよくするけれど、似ていてよくちがうから新しい発見がいつも楽しい。

かと思えば、くだらない話もできるしオタクのノリで話せもするし。

どこまでも「同い年の友達とおしゃべり」してる感覚でいられるから、2人でいるのが心地いい。

ずっと放課後にファミレスでだべってる感じ。ちょうどいいな。


大木さん、ノリさんとの会話は2回とも深夜。

3人とも遅くまで起きていて、その場でずっと話しているといつの間にか空が白くなっている。

僕は、対話するときに言葉をかみ砕きながら話すから。だれかとお話するとゆっくりになる。

ふたりは、僕の話を聞いてくれたうえで自分の意見を伝えてくれるから話しやすい。本を読んでいるときに似ている。

それに、どんな話に対しても真摯に答えてくれるから好きだ。


リトルジャパンにいると、いろんな情報が流れてくるから処理しきれなくてパンパンになってしまうけれど。それ以上にここでいることの魅力を感じているから、しばらくはお世話になろうと思う。


まだまだゲストハウス生活の登場人物やものがたりはたくさんあるのだけれど、今回はこんなところにしておきます。

また7月になったら記しておくので、気が向いたら読んでくれ。それじゃあ。


もしサポート投げてくれたらなんかいい感じのことに使います。