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積雲|見た目、あだ名、すべてがかわいい雲です。

こんにちは、そら好き、みきです。

前回は、10種雲形、雲に種類があることをご紹介しました。
今回から、それぞれの種類の雲についてお話を始めます。

1番最初のご紹介は、『積雲(せきうん)』です。

この子、ほんとにかわいい。
雲といえば皆さんこの雲を想像するのでは、と思います。

この写真に、ちぎった綿菓子みたいな雲、いますよね。

この子たち、積雲です!
ゴマフアザラシみたいでかわいい、かわいすぎる…。

ちなみに、英語では『Cumulus』。
きゅみゅらぅす、なんてかわいい響き…。

そして、あだ名(正式な俗称です。)は、『わた雲』『つみ雲』

これまたかわいい。

かわいいのかたまり、積雲。

この子の生い立ちから性格まで、見てみちゃいます。

積雲はどうやって生まれた?

曇って、いろんな生まれ方をするのですが(これから少しづつ紹介していきます)、積雲は、日射によって生まれます。

暑い日、ギラギラ太陽で地面が熱々、そんな日、ありますよね。
地面が熱いと、地表付近の空気が温められるんです。そうするとその温かい空気が、上空へとぽこぽこ上がっていく…。お味噌がお鍋の中で上がっていくあれと同じです。
この空気の動きに伴ってできるのが、積雲です。

年中いつでも会える子ですが、暑くなってきたちょうど今の時期は、特に見頃です!

ちなみにこの子は、下層雲。2000mくらいの高さに住んでます。

積雲の成長。

積雲は成長します。
扁平雲、並雲、雄大雲の順番です。
たんぽぽぐみ、チューリップぐみ、さくら組みたいな感じで成長していきます。

1.扁平雲
扁平雲、堅苦しくて覚えずらい…。
コッペパンんみたいって本に書いてありました。コッペパン雲。
この写真だとちょっとわかりずらいけど、高さがなくて、横に長く見えるのがコッペパン雲です。

コッペパン雲はまだできたばかりだから背が低いんです。

2.並雲
並雲はコッペパンの背が高くなって、まるまるっとした形になった雲。上の写真は、ほとんどが並雲かな。

3.雄大雲
これがもっと大きくなると、雄大雲になる。
残念ながら、写真がない。私がちゃんとしたカメラで空の写真撮り始めたのが冬からなもので、まだ巡り合えていません。この夏巡り合えたら、紹介しましょう。
ちなみに雄大雲、さくら組といったけど、存在感的には先輩って感じ。先輩みたいに、偉大な感じがします。


他にもあるよ、積雲たちの名前

そして、この積雲たち、途中で分裂したり、みんなで並んだりもするんですがその状態にも名前がついています。

放射状雲
写真の下の方みたいに、雲の塊が一列に並びます。
この時、放射状雲といいます。

これまたかわいい。あひるの行列みたい。
何をしていてもかわいいのが積雲!!!


断片雲
積雲からちぎれたくものことです。
強風だと、風によって積雲がちぎれて、こういう断片雲が生まれます。

積雲から分裂して生まれる雲、この雲は、かわいいというより、きれいとか美しいとか言った言葉のほうがお似合いな気がします。
美人な雲がいたら風強いのかな、ってわかります。
動くスピードも速いです。


という感じで、積雲はかわいい!かわいすぎる!ということが伝わりましたでしょうか。

積雲、この季節たくさんいるので探してみてください。

次は、どの子を紹介しようかな。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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そら好き、みき。

気象学専攻。空は、寝転がってみる派。
冬くらいから、ついにマイカメラ(お父さんのおさがり)をゲットしたので、毎日空をとってます。ちなみに今日使った写真も全部私のコレクションなのです、よく端っこに何かが映りこんでるので、カメラの技術を磨きたいです。

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