No,2 ペット終活アドバイザーとペットちゃん
皆様、初めまして。
この度、ペット終活アドバイザーのコラムを担当させていただくことになりました日詰です。本音を言えば、コラムやブログを読むのが好きですが、書くことはあまり得意ではありません。 大切な家族の一員であるペットちゃんがいらっしゃる方々の少しでもお力になれれば、という気持ちで頑張りたいと思います。
ペット終活アドバイザーという資格ってしっていますか?
そもそもペット終活アドバイザーという資格をご存じの方は非常に少ないかと思います。私もお恥ずかしい話、受講するまで全く知りませんでした。
ペット終活アドバイザーとは「大切なペットとの最期をいかに過ごしてもらうか」ということを目的とした資格です。ペットを飼われている方なら誰しも避けられない話題に、ペットの寿命、があります。天寿を全うするケースも多くみられますが、ペットが病気にかかったり、事故に遭ったりして、予期せぬ最期を迎えることもあります。大変悲しいですが、いつかは直面しなければいけない弁日であることは確かです。その最期を家族である飼い主がいかに納得し、いかに心穏やかに過ごすか。そして、お別れしてしまった後飼い主の心のケアやサポートについても関わる非常に有意義な資格であると感じています。
皆様にとってのペットはどんな存在なの?
皆様にとってペットとはどのような存在でしょうか。話し相手?それとも、、家族?はたまた親友? いろいろとあると思います。これらに共通するのは何かでしょうか。そう、それは皆様にとっての「オンリーワンの存在」ですね。最初はなかなかペットとコミュニケーションが取れず、やきもきすると思いますが共にかけがえのない時間を過ごすうちにお互いに信頼関係が生まれ、そして安心感や癒しをもたらしてくれる事と思います。また、ペットがいることにより家族間で共通の話題が生まれ、家族のコミュニケーションの潤滑剤のような役割を担うこともあるかと思います。「今日は散歩でこうだった」とか「一緒にボールで遊んでいてこんなだった」などと話題は尽きないことかと思います。
ペットとの生活とはただ単に「ペットを飼育し、生活する」のが目的ではなく「ペットと共に過ごし、生きがいであったり飼い主の生活を豊かにする」ことが重要なことであると私は考えています。 ただ家の中にいるだけではあまりにも味気ないと思いませんか。帰宅すれば玄関まで走ってきて尻尾を嬉しそうに振るワンちゃんや、リビングに入ったら寝ていたネコちゃんが足元をすりすりしてごはんや遊びをねだる仕草。部屋に入ればインコちゃんが愛らしい声で鳴いてくる。考えるだけでニヤニヤしてしまうのは私だけでしょうか。
我が家の愛犬は私が帰るとあまり反応しませんが、私以外の家族が帰宅すれば喜んで走り回るので、それを見ているだけでも幸せです。少しだけ、本当に少しだけ寂しい気持ちもありますが。
私だけでなく飼い主様なら一度はこのような経験などをされたことがあると思います。そう、これこそが飼い主の生活を豊かにするという事だと思います。このように生活しているとお別れは考えたくないですし、万が一最期を迎えると、とてつもないストレスとなるでしょう。
いつかはくるその時ををいかに飼い主に寄り添い、親身になって助言や声掛けをするかそれがアドバイザーとしての役割なのです。ここで大事なのが各御家庭によってその気持ちや過ごした時間、環境は様々です。それを考えていくのが非常に難しく大変なことだと思っています。
長々と書いてしまいましたが、今回はここまでとさせて頂きます。
次回のコラムは『なぜ取得を目指したか』についてお話をさせて頂ければと思います。