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京都ライター塾(動画視聴コース)第5回インタビュー原稿の書き方その2 レポート

2025年も明けて9日。
本来ならば2024年に完了するはずだった動画視聴コースですが、
第5回と第6回の2回分が終わってない。
穴を掘って入りたい😢

年末に罹患したインフルエンザも抜けて、落ち込んでいた体力と気持ちがやっと回復してきました。いろいろあった年末年始でしたが気持ちを切り替え、私の正月は立春の日と決めました。

動画視聴コースの動画は今月いっぱいは視聴できるので、開き直って1ヶ月遅れのレポートを書いて(課題は除いた)完走を目指します。



講義の前半は、受講者の方たちが実際に江角さんにインタビューして書いた原稿の添削です。
初めて江角さんの公開添削を見たのは、「第3回 企画の立て方」。
マジシャンのような江角さんの添削に引き込まれて、すごい!と圧倒されていました。
今回はマジックのタネを知りたいと思って、何回も一時停止して確認しました。過去の講義のノートも見直しました。

理想の原稿を分析する

江角さんは、受講者の方が掲載したいという媒体を見て、過去記事を分解して、媒体にあった添削をされているそうです。
今回の添削では、分析するってそういうことか、と思うことが何度もありました。

スマホでWEB記事を読むことが多いので、スマホの手軽さもあり、読みにくいと途中で離脱します。
すいすいと読めるのが普通だと思ってました。
稀に「この記事、読みにくい」という違和感を感じることがあり、その違和感も分析してみたいと思いました。

足りない言葉を補う(読み手に推測させない)

自分が分かっていることは、説明不足になりがち。
説明不足なことも自分では気づいていない。
今まではブログやインスタで書きたいことだけ書いてきたので、読者目線で書くという発想は皆無でした。目からウロコの添削でした。

会話をする時の言葉「話し言葉(口語)」を文章に用いる言葉「書き言葉(文語)」に置き換える

インタビュー記事を書く場合、取材対象者のことばなのか、地の文なのか書き分けがむずかしい。
小さな記事のひとつひとつに、ライターさんの存在を感じるようになりました。

ポジティブに言い換える(悪い印象にならないように)

インタビュー記事は相手を思う気持ちが重要。想像力を働かせて、ポジティブに言い換えることで、誰も傷つけないようにする。
取材対象者へのリスペクトが感じられると、記事を書いた人の人間性にも触れたみたいであたたかな気持ちになることがあります。

時系列に気をつける。出来事を書くなら、過去→現在→未来にすると混乱しない

出来事や状態を説明するのは難しい。
書くことだけでなく、話して伝えるのも難しい。
私は説明しようとすると、ことばがうまくでてこない。

以前、江角さんに添削していただいた作文で、時系列に沿って書くというアドバイスをいただきました。
出来事を時系列にすることで、その時の自分の感情の動きを整理でき、客観的に捉えることができました。

〆のことばは、テーマとリンクするように書く。
この記事を通して読者に何を伝えたいか?
〆のことばで記事全体も生きるし、読後にすっきりとした印象になると思う。

着物で言うところの帯締め。
着物全体の印象さえも変わる一本の紐。
帯締めは着付けの最後にきゅっと締めます。


「丁寧な暮らし」「自分らしく生きる」など、耳障りのいいことばは心地よくて、ニュアンスとしては伝わるのですが、それってつまりはどういうこと?と思うことがあります。
自分で思考し、自分のことばで書けるようになりたい。





【さいごに】
今回の講習は、「そういうことか!」の連続でした。
江角マジックのタネを少しだけわかった気になってます。

くすっとする場面もあって、江角さんの魅力満載の楽しい講習でした。
ラスト1回、見るのが惜しいような気がしてきました。






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