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京都ライター塾(動画視聴コース)第2回インタビュー原稿の書き方 レポート 

第2回『インタビュー原稿の書き方』のレポートです。

インタビュー原稿とは、
・商業ライターとは、誰かの伝えたいことを言語化して、伝える人
・インタビュー原稿とは、インタビューして話を聞き出し、文章にすること

この世にでてる文章は誰かの話を聞いて言語化したもの。
 それは、他人かもしれない。
 それは、自分かもしれない(エッセイなど)。
インタビュー原稿を書けるようになると、あらゆる記事が書ける。


インタビュー対象は他人と思っていたので、「自分インタビュー」は目からウロコでした。
他人みたいに自分をインタビューする。
感情的にならずに、自分の感情を客観的にみることができそうです。
イライラする時、不安な時、一日の終わりに、いつでもどこでも今日からやれる。
自分を深堀りして言語化できれば、ひとりよがりでない文章が書けるようになるかも?

インタビュー記事は素材が命
・インタビューとは、新聞、雑誌や放送の記者などが取材のために人と会って話を聞くこと
・取材とは、記事、制作などの材料となることを、人の話や物事の中から集める事。つまり、記事の「素材」「材料」を集める事
いい「素材」が手に入れば、おのずといい記事が書ける
インタビューでいかに、いい素材集めができるか?が大事!



理想の原稿を書くための3ステップ
1)「こんな記事を書きたい」という記事を見つける
2)見つけてきた原稿を分解する
3)分解した原稿の真似をして記事を書く

1)過去記事に理想の原稿、見本となる原稿を見つける。普段から、いろんな文章を読んでおくことが大事。
2)何が書いてあるのか?どんな構成になっているのか?分解することで、インタビューで何を質問するればいいのか見えてくる。
3)分解した原稿の真似をして記事を書く


江角さんのメルマガってすごい!と毎回思っていたのだけど、「自分インタビュー」の秘技なのかも?
すごい!記事を分解してみよう。


記事の特徴を見つける

どんなことが書いてある?読者ターゲットは?記事の構成、使われるワード、文体のイメージなど、

原稿を分解してみる


インタビュー記事の成り立ち
・素材を集めて見えてきたことや書き手が分析した答えが書かれている
・大事なのは締めの言葉!

NGワード:ぜひ一度ご賞味ください。ぜひ一度行ってください。
どこにでも言えることは書かなくていい。

研究して分かった型を使って書く
・スポット紹介の場合
・人物インタビューの場合

原稿を書く前に考えておくべきこと
・誰が読むのか?
・文体はどうするのか?
・この文章を通して何を伝えたいのか?
・読んだあと読者にどうなってもらいたい?

素材から構成を考える
・素材の全体を見渡して書く書かないことに分ける(編集)
・次に順番を考える(構成・流れ)
・結論をイメージしておく

いいたいことがありすぎると、結局伝わらずに読者が混乱する。
聞いたこと全部盛り込んでも面白くない。
ゴール、締めを考えておくと迷わずにすむ。

書くのは工程の一部で書く前の準備が重要。

商業ライターとしての原稿の書き方
・第三者として書く(黒子に徹する)
・読者に意図を読み取ってもらうのではなく、 答えをズバリ書く
・具体的な素材を盛り込む

一気に最後まで書く

原稿を書いた後にすべきこと
・推敲
▷誤字脱字はないか ▷分かりにくい表現はないか ▷同じ表現を繰り返していないか ▷表記統一はできているか (美味しいor おいしい、子どもor 子供、早速or さっそく) ▷不要な部分は思い切って削る
・声に出して読む(リズムを整える)


【まとめ】

今回の講義も、なるほど!の連続だった。気が付けば、ノート8ページに江角さんの話されることばを書いていました。

今まで、文章を書くことは主観的なことだと思っていた。
この講義で学んだことは、文章を書くことは論理的なこと。
書くことができれば話すこともできる。

この通りにやれば、私にもできる!と思わせてくれる講義でした。
学んだことをもとに、課題に取り組んでみたい。

【刺さったことば】
編集で人の個性がでる。選ぶ言葉、文章にもその人らしさがでる。
いい文章を書くためには、いい人格といい思考を身につけないといけない。


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