老いるということ
50を過ぎ、林住期を目指していきたいなんてカッコつけて書きました。自分にとって豊かだと感じているものを追求していく、心を養い、穏やかに暮らしていく。肩の力も程よく弛めて力まずに。私の人生に追い風を感じ、エイヤっと仕事を退職を決意。専門学校へ通うことに決めたわけですが、否応なしに老いを痛感しています。
人生の後半は自分のやりたいことにチャレンジしてみたい、そう思って進んだ東洋医学の道ですが、なかなか苦戦してます。学習量がハンパない。学習についていくのが必死なのです。短期記憶も著しく落ちてますし、長期記憶に移行していくのもかなり怪しい。エビングハウスの忘却曲線を意識して、毎日コツコツ取り組んでますが、なんせ集中力も続かない。容量よく効率的に勉強できると思っていた(思い込んでいた)のに、そうは問屋が下ろさなかった。
クラスの年齢層はさまざまで、経歴もさまざま。なかなかのカオスな環境で共に学び合っていますが、若い子の吸収力には目を見張ります。地味に焦りを感じてしまう私。小さなプライドがチクンと痛む。あぁ、情けない。自己肯定感は爆下がりです。
わからないものはわからない、教えて欲しいことは教えて欲しいとお願いする。困ったことは困ったとヘルプを出す。この力は自立にとっても必要なんですよ、と偉そうに保護者に伝えてきた(療育関係の仕事)私ですが、いやいや自分もだろうとツッコミたくなります。
入学して半年。こりゃ仲間と持ちつ持たれつで取り組むのが最善だと気がついたし、自分の経験値なんて大したことないないこともわかってる。ブーメランのように小さなプライドを放り投げてからはだいぶ楽になりました。奢ることなく、控えめに、謙虚にコツコツやっていけたらいいなと思ってます。
吐き出して少しスッキリしました(爆)
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