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#2 フローニンゲン大学の授業ってどんな感じ?

こんにちは、そらまめです!
私は2023年8月からオランダ北部の街・フローニンゲンのUniversity of Groningenに正規留学しています。
第2回の投稿では、大学の授業の様子を綴っていこうと思います。

第1回投稿はこちらをご覧ください。


「地理とまちづくり」ってどんな学問?

私が所属しているのはFaculty of Spatial ScienceのHuman Geography and Planningという学科です。直訳すると空間科学学部・人文地理と計画学科。名前だけだと何の学問なのかよく分からない(笑) たまに宇宙工学だと間違われることもあります!
簡単にまとめると、都市がどのように発展・変化してきたのかについて、歴史や政策、経済などさまざまな観点から学ぶ学問です。移住(Migration)、人口統計学(Demography)、GIS(Geographic Information System)という地図を作るソフトウェアを使った授業などがあります。
学科名に「Human Geography」とあるように人文学系の教科が多いですが、統計学(Statistics)の授業もあります。

授業形式は講義がメイン

ほとんどの授業は、大きな教室で行う講義形式です。学科には100人程、学部全体では200人程いますが、出席率はだいたい50~70%くらいだと思います。講義は録画されているので、天気によっては出席率が低いです(笑) 1度、雨と風が強い日の朝9時の講義に10人しか来なかったことがありました......  

※Faculty of Spatial ScienceにはSpatial Planning and Designというもう1つの学科があり、半分以上の教科を一緒に受けています。

講義中、学生は積極的に手を挙げて教授に質問しています。質問の内容が教室にいる皆に聞こえるよう、教授が質問者にキューブ型のクッションのようなマイクを投げます(笑) 
講義では、教授が個人的なエピソードなども交えながら、分かりやすく説明してくださるので、とても興味深く、出席することが楽しいです。

ちなみに私の学科では、出席が求められる授業や、少人数のディスカッション形式の授業(Tutorial)はほとんどありませんが、グループワークの課題が多くあります。

テストは年8回?!

4学期制(Semester 1a・Semester 1b・Semester 2a・Semester 2b)のため、2ヶ月~3ヶ月ほどの早いサイクルで履修教科が変わります。(他の学部では1つのSemesterを通して、同じ教科を受けることもあるそうです。)
今まで受けてきたほとんどの授業で、中間テストと期末テストの両方がありました。そのため、年に8回テスト(期間)があります。1ヶ月~1ヶ月半に1回テストがあるということですね。こう聞くとものすごく大変そうに聞こえますが、日常的に復習する習慣がつくので、私にはこのシステムが合っていると思っています。

テストや課題など、評価方法に関してはまた詳しく綴りたいと思います!

以上がフローニンゲン大学での授業の様子です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事の見出し写真は、昨年度のSemester 2bで履修したRural Geographyの授業の一環でオランダの田舎町(ちなみに教授の地元です!)を訪れたときのものです。5月、ボタニカルガーデンのお花が満開でした。


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