言い訳や説明よりもまず謝ろう
最近こんなふうに思う出来事が続きました。先程お昼をいただきにとあるお店に行きました。チキン南蛮と唐揚げが美味しそうでつい入ったのですが、ご飯を食べていると目の端っこに何か動くものが・・・
そう、奴です。平安時代には油虫と言われていたあいつです。勝手に人ん家に住み着こうとする奴です。
ジーザス。もうアウトやで。そう思いましたが、なんだか動きも鈍いしあと少しで食べ終わるしとちょっと机を避けながら端っこに座ってラストスパートをかけていました。図太くなったもんです。ちょっと前だったらぎゃー😱っと叫んで走って逃げていたでしょう。心の中で「ここはアジアの屋台だ。それに比べたらすごい綺麗な店で好感が持てるぜ」と思い込もうとしましたが、第二弾やってきました。
油二号がメニューのあたりにいるではありませんか。二匹もいるのを尻目に食べるなんてできない。店員さんを呼び出しました。
なんとか駆除をしてもらって、もう帰りたいぜ。ご飯なんていらないわ。食欲も気力もなくしました。
店員さん開口一番言い訳というか説明をしたんですね。このビルの虫駆除が先週あって何度もやる予定の第一弾で、生き残った強い奴がいるんですって。
知るかよ!
じゃあ書いておけよ!当店退治しきれない奴らがウヨウヨしてる可能性があるよ。そしたらごめんね。とでも書いておけ!
説明はごもっともです。わかるよ。学生のころ飲食店でバイトしていたことあるしさ。でもその時だって先に謝るよう指示されていたよ。あんた社員じゃないかよ。なんで言い訳するよ。ビルのメンテナンスだろうが、油虫の集いがあるんだか知らねえよ。あいつがうろうろしてるのをしかも二匹もいて、どう思えばいいんだよ。仕方ないのはわかるよ。でもさ先に謝ってよ。
と言いつつ、逆の立場になると自分はどうなのかなとふと考えます。基本的には先に謝ろうと心がけてます。それから説明させてもらえるようならします。気分を害した時って説明よりも、その気分を認めて欲しいというか寄り添って欲しいと思うんですよね。謝罪の気持ちが本当にあるならそこで態度も緩んで話を聞こうじゃないかって思う。でも自分の都合を押し付けるような態度をとられたら硬化する一方だと思うんですよ。わたしも先に謝れず説明をしてしまいそうになることもあります。身近な人に対してそうなりがちです。自己防衛というか自分勝手な気持ちがそこに湧き起こるんだと思います。だからこそ一瞬間を置いて落ち着いて先に謝らないといけないですよね。
それにしても吃驚した。久しぶりにやつを見たよ。本当に驚いた。