NEUTRINO使ってみる。ある程度Macを使い込んでる向け
どうも、世界一有名なへっぽこ作曲家Sorakimeです。
実は作曲もしてるんですよ。作詞はできないのでChatGPT、あとは任せた
といったところで、実は2年くらい前にiMacにNEUTRINOを入れようとしたんですよね。でも当時はChatGPTなんかなくて、「作詞できねえしどうせいいや」ってなったんですよ。でも時代は変わってそう、ChatGPTとかBingとかYouChatとかいろんなチャットサービスがリリースされて、作詞のできない僕ですら詞のある曲が作れる曲が作れるようになったわけです。コード進行も全部任せられますね。
ということで本題です。
NEUTRINOをMacで使ってみる
ただ、それだけ。以前と同じく、パソコン操作がある程度わかる人向けに書いているので初心者はすでに量産されている初心者向け記事を見てください。僕は簡単な記事は書くつもりがないです。仕事じゃないのでね。
前提
MusicXMLの作り方がわかっている
ある程度パソコン(macOS)の使い方がわかっている
ダウンロード
公式サイトに行ってみましょう。ダウンロードボタンあると思うからダウンロードしてください。Google Driveに飛びますがそこからOSに合うやつダウンロードすればいいです。僕の場合現段階の最新バージョン1.2.0のmacOS用です(NEUTRINO-macOS-v1.2.0.zip)。
上のリンクがそれです。ドメインいいですね。ステューディオニュートリノドッコーム
ちなみにインストーラなどは存在しないようで、そのダウンロードしたものだけで動きます。そしてCUIです。
使ってみよう
基本的に、Run.shで動作させるようです。
Run.shはそのまま動作させると、元からある音声を書き出したものが作成されます。聞いた感じだと、非常に自然な歌い方だと思いますね。
$ su Run.sh
出力先は、 output になります。
MusicXMLを投げる
好きなように歌わせたいですよね。
難しくはないですよ。でも、直感的ではない。
なんせさっき使ったRun.shを編集しないといけないのでね。
編集箇所は、
/Run.sh 7行目前後
BASENAME=sample1
これです。
これの、sample1というところが実はMusicXMLのパスになってます。ここをいじればいいわけ。
これを、
BASENAME=hoge
とかにするわけです。
細かいアーティキュレーションもある程度認識されるようで、やってみると面白いです。
ただビブラートとかどうするんだろうというのがあって、研究していきたいかな。
注意:保存する場所
このMusicXMLファイルを保存する場所には注意が必要です。適当にデスクトップとかに保存せず、基本的には score/musicxml に保存します。
つまり、上で書いた hoge は実は score/musicxml/hoge.musicxml ということになります。
あと、拡張子は要りません。あったらどうなるのかは知りませんけど
ライブラリを変える
別の声に歌ってもらいましょうかね。
さっきのGoogleドライブのページからダウンロードできます。「歌声ライブラリ」フォルダから選んでダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら、展開します。その後できたフォルダの中にあるフォルダをNEUTRINOのmodelフォルダにコピーします。
コピーしたら、Run.shを変更します。
Run.sh 14行目
ModelDir=MERROW
ここのModelDirの値をダウンロードしたライブラリのフォルダ名に変更すればいいというわけです。
Run.shを実行してみてください。
ということで僕も合成音声を使ったボーカルのある曲を作れるようになったっていうことでいいんですかね。
まだこれくらいしか使ってないのでね。以上です。