REDWING ベックマン 13年間履いていたワークブーツを分解した事でわかったUSA製の魅力
REDWINGのベックマン 初めてブーツを購入したのがベックマンだった。
赤紫色のベックマンはサイズが大きすぎてオークションに出してしまった。
サイズ感が解らずに、スニーカーと同じ30㎝をネットで頼んでしまったから、分厚いインナーソールを敷いても大きい事に変わりはなかった。
そして、数か月後に選んだのがこのカラーのベックマンだった。
サイズは29㎝。多分一番気に入って良く履いていたんだと思う。
13年も履いていた。いろな所にこのブーツと共にで歩いた。
ある時からソールがぽろぽろと剥がれ落ちるようになってきていた。
現在のベックマンではこのような事がないように異なる素材のソールが使用されているようです。
ベックマンは他のREDWINGのブーツと違って、使用されているレザーが良いのを使ってるとわかる程創りも良かった。それとこのブーツを履いて歩く時の足音も大人な音がして好きだった。
汚れ落としを頻繁に行っていたのと、履き過ぎていたのとで大分レザー本来の色が落ちていたので、ソール交換をしてまだまだ履ける状態だったけど、破棄する事にした。どうせ破棄してしまうのならと、片方のブーツを全部分解した。普通の人はそんな事なんてしないのだろうけど、してみて色々と発見できたことがあった。
まず、このブーツはそっとやちょっとじゃ壊れないめちゃくちゃ頑丈にできている事がわかった。腕力には自信があるわたしですら力づくで壊せるものではなかったから だからソールを適宜交換して表面をメンテナンスだけしていれば一生ものなんだなと感じた。さすがワークブーツ 惚れ惚れした。
それとこのベックマンのつま先に当たる部分には、安全靴とまではいかないけれど、レザーが二重に張り付けてあった。車が乗り上げたとしてもへこむことはないだろうと思う。(やったことはないですが)
アウターソールの部分もびくともしなかった。縫い付けている糸はすぐにカットする事はできたけど結局きれいに剝がせなかったので、カッターを添わせて剥がした。
バイクのハーレーダビットソンもそうだと私は思ってますが、made inUSAの製品は、悪く言えばつくりは雑!ブーツなんて斜めに縫製されていても普通に販売されてますし。でもそれこそがなんかあっアメリカだなって、好きな部分でもあるんです。日本の製品はどれもきちっと作り上げられているから、さすがだなとは思いますが、そんな国で生活しているから、少しでも足りない部分があるとクレームになってしまうのかなと カワサキ製の昔のバイクはよくオイル漏れが多かった、ハーレも それでもカワサキ、ハーレーのバイクが好きな人はそれもひっくるめてカワサキ、ハーレーの味!と捉えていたそうです。それが嫌なら他のメーカーにすればいいだけですから
ブーツを分解する機会なんて、一生に一度もない人が殆どだと思いますが、見た目はどうであれ中身やつくりは仕事靴に最適だとわかったので、お話をさせてもらいました。
それとですね ベックマンのサイズ感についても一言
一般的に購入できるサイズはワイズ(横幅)がDワイズと一般的なサイズなのですが、私が一日履いていると左側の小指の部分が当たっていたくなったんです。おそらく左右でのサイズ感が微妙に違うからかもしれないと思って得いますが 青山のREDWINGだとワイズは在庫があれば4Eまであるそうなので実際に履いてから購入する事をお勧めします。
というのも、同じDワイズでもポストマンの場合はとても細くて、レザーが馴染むまではそれはそれは足が痛かったので補足させてもらいました。