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瀬谷カメラマン 結婚式、前撮り。


先月挙げた結婚式の前撮りの時にたまたま担当してくれたカメラマンさんが
前撮りのもっと前、挙式をそこで挙げると決めた段階から「この人いいな」と思っていて

Applewatchの待ち受けの画像にするほどだった。 そしたら偶然にも前撮りの時に担当して下さる事となり、式の本番で指名させて頂いた。

式場でもらったカメラマン一覧表には、たくさんのカメラマンさんが写っていた。
みんな決めポーズをとっている中、その瀬谷さん”は違っていた。

一人だけ、ジーパンにシャツ、髪型は七三分けで素朴だけど、その人だけが
道端に咲いているたんぽぽのようにシンプルだけどあったかい感じがした。

前撮りの時には、途中まで瀬谷さんだという事に気が付かなかった。
服装がビシッとしていたのと、髪型もビシッとしていたから
そしてまさかわたしのお気に入りの方が前撮りにくるなんで思ってもいなかったから 

Applewatchの画像を見せて、名前の確認をしたかったけど、
もし違ったら失礼だしな 
なんて思ってその時には確認できなかった。

前撮りというのは、結婚式の3か月ぐらい前に、結婚式の衣装を着て、式場の周辺などで事前に撮影する事なのですが、わたしはモデルのようにポーズを決める事なんてできない。
カメラを撮るのは好きだけど、撮られるのは滅法苦手だった。だから妻がカメラを向けた時にはふざけてしまう。具体的には飛び跳ねたり、踊っていたり。

だけど、結婚式の写真を見てみると皆決めポーズをしてる。
たまたまTVで、モデルさんが30秒で数十種類のポーズをとっているのをみた。時間を掛けたくないからとモデル側でポーズを1秒おきくらいにとっていた わたしはそれを真似ようとしていた

実際の所、モデルさんのようにシャカシャカ写真を撮っていくのだと思っていたら
カメラマンさんが「はい じゃー新郎さんは反対側の木を見ていて~ 腕はもう少し下で構えて~ はい見つめ合って はい笑顔 笑って等と指示してくれた。 
ほっとしながらも、この「笑って」が難しい。
面白い事でもないと人って笑えないじゃないですか?口角だけが上がって
不自然なマネキン笑顔見たいのが続いた。

結婚式を挙げるのは一日だけど、その一日の為に下準備は、考えられないほどあった。千葉県から厚木の式場での打ち合わせ、横浜での衣装合わせ。
が月に1~2回。式が近くなってくるともっと連絡は頻回になっていった。
この辺の事はまた後日書いていきたいと思います。

話は戻りますが、カメラマンの瀬谷さんがカメラを2台とレンズを数個体に
巻きつけて、素直にカッコよかった。
カメラが好きというのもあるのかもしれないけれど、式の本番に向けて、カメラマンを指名できる事を知った時に、
私たちというか私が、「無理を承知ですが、カメラマン一覧に載っていた時の服装と、髪型をして頂けないか」と無茶ぶりなお願いをダメ元でしてみた。
一般的には式に参加するので、正装もしくはそれに準ずる服装をするのがマナーらしいのですが、どうしてもジーパンとシャツと、七三わけの髪型 の完全武装の〇〇さんでお願いしたかった。
わたしたちの式のプランナーさんは、「わかりました、確認撮ってみますね」と即答してくれた。

プランナーの方から後日「全て対応してくれることとなった」と連絡が入った。


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