REDWINGブーツ
革製品を好きな理由
エイジングをしていく楽しみがあるところじゃないかと感じています。
スニーカー等は古くなる一方ですが、
革製品は、新品の状態から自分の足の形にあったしわができる。
汚れや傷といった一般的には良くないことでも、ワークブーツであれば、
良い味”になる
扱い方によって、千差万別な表情を見せてくれるところ
そして、消耗していくアウトソール等、いくらでも交換して、自己流にアレンジができるのも気に入っているところです。
ジョニーデップさん
さて、私がそれまでスニーカーしか履いてこなかったのに
ブーツに魅せられたのは、ジョニーデップさんが気に入ったブーツを
消耗品を変え替えして、ボロボロになった状態で履いていた写真を見た事に
始まります。
もともと、物をとても大切にするジョニーデップさんということですが
いくらでもブーツを買えそうなものですが、そこまで魅了するブーツとは
なんなんだろう?から始まりました。
馴染んでくる
冒頭でも少し書きましたが、やっぱり世界で一つのオリジナル使用になる”って事なのかな?と感じています。
新しくブーツを購入した時には、まるでゴムでできた長靴の様なしわ一つない状態のブーツ。 この状態は、まだオリジナル感はゼロですが
しばらく履いていくことで、母指球あたりからしわが徐々に入ってくる。
そして、種類にもよりますが新品の時にはオイルが入りにくい(塗りにくい)ですが、ある時から、すすぅーっとオイルが塗れるようになっていく。
この頃には、玄関に並んでいるブーツを見るたびに、
「おぉー馴染んできたねぇー」と顔がにやついてくる 笑
失敗も味になる
ベックマンを履いていた時
オフロードのバイクに乗ってしまった ベックマンのソールは中央がレザーになっている。そこに丁度オフロードバイクのステップは滑り止めの為に金属がギザギザになっている。細かい、歯型の様な跡が思いっきりついてしまいました。
835を履いていた時
バイクで海に行って、2m位ある堤防によじ登った。
つま先が堤防のコンクリートと擦れてしまった。
ベックマンのメンテをするたびに、思い出します。
835の方は、リムーバーを塗って乾かすと、傷は目立たなくなっていた。
もっといろいろ失敗談はあるけど、ブーツについた傷などは
思いでにもなるし、味にもなっていってくれる。
あせらない
ブーツを購入しだした当初は、エイジングという事に執着していた。
要は、使い古していい感じのブーツ に一刻も早く近づこうとしていた。
10年以上経った今は、エイジングなんて、しようと思わなくても自然に良い感じになる事を知った。
だけど、当初は頻回に汚れを落とし、オイルを入れるを繰り返していたから、色落ちも、自然なペースより早く進んでしまっている。
「必要なところに、必要なだけのオイルを塗る」
「日の当たっていない日陰で乾かす」
「定期的に足を通す」 それだけでいい事を当時のわたしに伝えたい。