お袋の味 思記②
今日は朝の内は気持ちの良い晴れ間でしたが、
今は夏日であつさを感じてます。
今回は、自分の味覚は何をベースとしているのか”について
お話をしていきたいと思います。
私の場合は、料理の味見役は母だったのでおのずと
母の味を踏襲しているのだと思います。
再婚して生活の場が変わって いつも通りに夕飯を創っていたのですが、
私以外の味噌汁の完食率が非常に悪い事に気づきました。
出汁もしっかりとったし冷蔵庫に入っていた味噌を使っているのに?
なんで・・・
妻にそれとなく聞いてみたところ「味が濃い」との返答。
親族に病を患った人がいて、その事もあり薄味になったとの事でした。
妻に味見をしてもらいながら味噌汁を創ったところ、味噌の量が大さじ×1杯でした。
今まではお玉半量使っていたので、そりゃ~ 飲めないわけだ💦
反対に私は、味噌汁風味のお湯を飲んでいるかのような感じでした。
昔、味いちもんめだったかな? 東京で修行する若い板前の話で
途中で京都で修行の後、東京へ戻って、自信満々で料理を作ったところ
「なんだこの味のない料理は」と同僚から言われ
本人は「京都ではちゃんと認められたのに・・・」
そこへやってきた料理長から「料理っていうのはな、その土地どちでの味っていうのがあるんだ だから京都で修行したからいいってもんじゃなく
ちゃんと相手を見て料理しなければたんなる自己満足でしかないぞ」的な
事を言っていたのを思い出しました。
料理だけじゃなく、仕事も、趣味も、生活様式も、その場に合わせた
まずは合わせられるバリエーションを確保しなきゃいけないですが💦
対応ができるようになりたいものです。