下戸だけど、お酒を飲みたい!
お酒は社会人になって初めての職場での飲み会以降飲んでこなかった私。
理由は色々あったが、一番の理由は「酔うことが理解できない。」だった。
酔うことで、その後の吐き気だとか気分とかが苦痛だった。
なので、お酒を飲むことはそれ以降頑なに断ってきた。
そして、おっさんとなりつい最近のこと。
とある漫画に出会う。
上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花
堀先生が描いた作品だが、ここでは大学生である主人公達がお酒を美味しく飲むシーンがあり、それが自分にとってはとても衝撃的だった。
ああ、お酒って美味しいんだ。
思い返すと、初めての飲み会の時は、苦いビールを飲み、酔った勢いであれこれ飲まされ、視界がモノクロになってひたすら吐いていただけ。
二度と飲むかと誓うには十分だと当時は思っていた。
しかし、この作品ではお酒を飲む姿がとにかく美味しそうに見えた。
そうか、お酒は美味しいんだ!
そういう経緯もあってか、コンビニでまずは度数の低いほろよいを買ってちびちび飲むことにした。
当然ながら、酔うのはまだ抵抗があったので少しのだけ飲んで残りは捨ててしまっていた。
同時に色々お酒についても調べた。
が、ワインは合わないなぁとか試しに呑んでは捨ててという勿体無いことをしまくった。
そんなある日、梅酒を飲んでみた。
梅酒のノンアルコールを飲んで美味しかったので、ハズレはないだろうと思い黒糖梅酒なるものを買って飲んだ。
飲み方を変えて試した中で一番だったのが炭酸割りだった。
あっという間に飲み切ってしまったほどだった。
その後しばらくは梅酒だった。
そんな日々が続いた先日、たまには他のも飲もうと思い、スーパーで2本買った。
六
陸
調べてみてなんとなく気になってこれに決めた。
一週間に一度次の日が仕事休みの時でしか飲まないお酒。
なお、飲んだお酒のレビューとかはない。
そもそも、味の良し悪しがしっかりわかるような舌の持ち主ではないのだ。
美味しいから飲む。それだけである。