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藤田美術館へ

難波八坂神社・大阪サムハラ神社をお参りした後は、藤田美術館へー。

藤田美術館を訪れるのは、今回で二回目。
国宝・曜変天目茶碗を所有していることで有名な美術館でもあります。
最近、この茶碗の輝きの秘密を科学分析をし、この茶碗の光彩のことや釉薬など様々なことがわかってきたとニュースになってましたし(*^^*)

ちなみに現存する曜変天目茶碗は3つ。
どれも国宝に指定されています。

三十六歌仙図屏風①

話がそれてしまいした(;^ω^)
2か月くらいの周期で展示が入れ替えている
藤田美術館。

今回は三十六歌仙の図屏風や天猫姥口釜をはじめ、茶入や香合などが展示されていました。

三十六歌仙図屏風②

こちらの美術館は写真撮影が可能なので、印象に残る作品・写真で見返したいと思う作品は必ず撮ってます。

音声ガイドも手持ちのスマホで聞けるし、時間帯によっては運よく学芸員さんの解説が聞ける貴重な機会もあるので、おすすめ。

私は藤田美術館のHPを見て、興味が惹かれた展示の時に行ってます。
(自分の好みで選んでてごめんなさい💦)

今回も、8月30日まで曜変天目茶碗の展示がされていると知って、
期間ギリギリに見に行きました!(ノロノロ台風10号の影響もあって、ぎりぎりになってしまいまして。記事書くのも遅すぎですが)

本阿弥光悦作の花瓶

曜変天目茶碗が目当てだったけど、展示作品でこの日一番びっくりしたのが、写真上の作品。

なんと!
刀剣の鑑定や研磨・浄拭(ぬぐい)を家業としていた本阿弥家・本阿弥光悦の作品なんです!
私は本阿弥光悦というと刀剣の鑑定のイメージが強いもので、びっくりですよ!ですが、解説を聞いて納得。
どちらかというと光悦は、
書や陶芸、漆芸や能楽、茶の湯に携わっていたことが多かったんだそう。
勉強になりました。


利休尺牘

ほかにも魅力的な展示は多々ある中で、目に留まったのは「利休尺牘」
尺牘(せきとく)は、手紙のことなんだそう。
この手紙は、千利休が同じ茶人である北向道陳に送られたものらしいです。
松茸をいただいたお礼に、松茸の句を詠んだんだとか。

交趾桃香合

ほかにはこんなかわいらしい香合も。
見ての通り、桃の香合♪
コロンと可愛らしい姿。

そして最後に・・・
藤田美術館さん所蔵の曜変天目茶碗ー。 
※8月31日で展示は終了しています。

曜変天目茶碗

宇宙・・・な感じですよね✨
色鮮やかで美しい。
角度を変えて見ると表情が違って見えて、惹きつけられてしまいます。

曜変天目茶碗・側面

側面は星々がきらきら輝いているようにも見えて、いつまでも見ていたいと思ってしまいました。

前回、この茶碗を見たときは、曜変天目の帯があったんですよね。
機会があれば、また拝見したい!
(たぶん、購入となるとかなりの金額だろうなぁ💦)

作品を鑑賞した後は、館内に併設されている「あみじま茶屋」さんへ。

お茶セット

前回行ったときは抹茶とお団子だったので、今回は言った時期が猛暑だったんで冷茶に💦(旦那と行ったので写真は二人分)

お抹茶は、目の前で点ててくれます。
器の案内も点てながら説明してくださるので、器を楽しみながら抹茶をいただくのも楽しい。(お団子もその場で焼いて、みたらしのたれとあんこをのせてくれる。)
ちなみに、お友達や旦那さん、恋人などと行った際は、同じ作家さんで違う作品だったり、色違いでそろえてくれたりします。

現在、曜変天目茶碗の展示は終わってしまっていますが、魅力的な作品が展示されている藤田美術館。機会があれば、行ってみてください♪


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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