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金沢日帰り旅【後編】

後編に入る前に…ちょこっと余談。

前編では書かなかったけど、「金沢に行こう」と旦那と話したのは昨年末頃。TVで金沢がよく特集されてて、「いいね~行きたいね!」からだったんです。
その矢先に能登地震が起きた…なので、少し落ち着いた頃にあらためて、
ちっぽけな応援にしかならないけど、現地に行って、おいしいもの食べたり、加賀の国を知る・歴史にふれて楽しもうという思いがありました。
タイミングよく、お得な価格の旅プランが目に留まったのも何かのご縁だと思ったし(*^^*)

と、余談が長くなってしましたね(/_;)


では、本編に入りましょう!
金沢旅のお話、後編です♪

海鮮丼と握り寿しを楽しんだあとは、
金沢の歴史や文化にふれる・知る場所へ…

近江町市場からのんびり歩いて向かうことに。
尾山神社へ向かう道中、先にお目見えしたのは「尾崎神社」

尾崎神社


ですが、こちらは次に訪れた時に…と神社へ向いて一礼し、
尾山神社へ向かいます。

尾崎神社を過ぎて、2~3分くらいかな?歩くと見えてきたのは尾山神社。
私たちがくぐった鳥居は正面ではなく、北側だったので、御朱印を書いていただく社務所寄りでした(;^ω^)

写真は、ガイドブックにも出ている百万石通り側の鳥居と神門です。

尾山神社

尾山神社は、加賀藩の祖・前田利家公と正室のお松の方が主祭神として祀られています。

この神社さんの歴史や由来を大まかに書くと、
歴史は長く、慶長4年までさかのぼります。
この年の3月に利家公がお亡くなりになり、二代目となった利家公の息子、利長公が父を仰ぎ神として祀ろうとしましたが、前田家は外様大名(関ヶ原の戦い前後に新しく徳川家の支配体系に組み込まれた大名)ゆえに、徳川幕府の許可なくして勝手はできないと、神社の創健ができなかった。
そこで、守護神としていた物部八幡宮・榊葉神明宮を遷座する名目で
金沢城の東、卯辰山麗に卯辰八幡宮を建てて神霊を神霊を合祀。
廃藩置県後に、旧金谷御殿の跡地である現在の場所に尾山神社の社殿を新築し、のちに正室のお松の方も合祀されたんだそう。

尾山神社・神門

手水社で手を清めて本殿をお参りし、神門を拝見。
神門の最長部は日本最古の避雷針が設置されています。
この神門、よく見ると三層に分かれているんだそう。
一番、目を惹くのは紙面後妻のギヤマン張りという、ステンドグラスのようにも見える所でしょうかね。繊細で美しい彫刻も目に留まります。

彫刻の技術にしろ、建築の技法にしろ、今とは違う環境の中で作られたこの神門は、いつまでも見ていたくなります。当時の職人さん、美しいいものを作り上げてくれてありがとう✨
日帰り弾丸なんで、ゆっくり見れませんでしたが、境内内にはほかにも、金沢城の二の丸門だった東神門や、池泉廻遊式の名園・神泉、利家公の像やお松の方像など、見所がたくさんあります。
次回、あらためてゆっくり散策・拝見するとしよう💦

尾山神社を後にし、金沢城跡公園と兼六園へ・・・
尾山神社の境内を抜けると見えてくるのは、金沢城跡公園の見所の一つ、
「鼠多聞橋と鼠多聞」

鼠多門と鼠多門橋

尾山神社の境内から続くスロープの道を道なりに歩くと、目の前に鼠多聞と鼠多聞橋が見えてきます。

鼠多聞橋を渡って鼠多聞をくぐり、見えてくるのは「玉泉院丸庭園」
紅葉も色づき始めていました(2024.11.16現在、日がよく当たる場所は真っ赤に色づき、日の当たり具合が弱めのところは緑や黄色)

玉泉院丸庭園

この日、薄手のブラウスに薄手のニットカーディガンを羽織って行きましたが、気温21度。歩いているとじんわりと汗をかくくらいでした(^^;)

玉泉院庭園内を歩き、様々なパターンで積み上げられた金沢城の石垣をみながら、歴史に思いを馳せながら奥へと進みます。
金沢城跡公園のすべてを見るには、やはり弾丸では時間が足りない💦
今回は、辰巳櫓や丑寅櫓三十間長屋などわ拝見せずに、二の丸広場・橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓の姿を拝見し、橋爪門続櫓から三の丸広場へ抜けて石川門・石川門口を通って兼六園へ向かいました。

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓

写真は三の丸広場側から見た橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓。
日没が近づき始めた15時頃の空には、龍雲がちらほら見えました。
お堀など水が近くにあるからかな?と、しばし空も眺めて兼六園へ向けて歩き出しました。

ようやく、兼六園入口へ。
私たちの歩いてきた道順だと、桂坂口が最寄入り口で、バス停も近いこともあり、入場口は行列ができてました(入園料も払う窓口があるので)。
近くにいたスタッフさんが、この先に蓮池(れんち)口があり、そこにも入場口(兼 入園料支払い窓口)があると勧められ、私たちは蓮地口から入園。

瓢池と緑滝

瓢池や緑滝・茶室を見ながら、園内の茶屋通りへ向かい、
今回のプランに含まれている、スイーツをいただきに「兼六亭」へ。

セットドリンクと上生菓子セットorチョコレートセットを選んで店内でいただきます。

私は上生菓子をセレクト。
セットドリンクは、アイスコーヒー(;^ω^)
抹茶…と思いましたが、歩いていたので冷たいものが飲みたかった💦

上生菓子セット

旦那はチョコレートセットにアイスコーヒーをセレクト♪

夫婦二人なので、それぞれ半分ずつ分けて、両方を堪能♪
上生菓子は、甘さ控えめなこしあんで上品なお味。
コーヒーともよく合いました。

チョコレートは、表面はパリッとしててビターなチョコ、
中は滑らかなくちどけのミルクチョコ。
こちらもコーヒーとの相性がいい♪

チョコレートセット

甘さ控えめの落雁セットについてくるので、和・洋どちらも楽しめるセットに満足♪

それと・・・プランのスイーツセットに含まれていないのですが、
メニューを見て気になったので、抹茶レモンサイダーを単品で注文。

抹茶レモンサイダー

こちらには灯篭を模したクッキーがついてきます。
サイダーと割っているからか、抹茶の独特な苦みはなくさっぱりといただけました。がっ!レモンの絞りすぎ注意です(;^ω^)旦那がかなーりストローでレモンをツンツンしたおかげで、後半はすっぱかった💦程よい抹茶感とサイダーのシュワシュワ・ほんのりレモンの酸味でバランスよかったのに(-_-)

と、カフェ休憩でスイーツを楽しんだ後は、再び園内を散策。

唐崎松

冬が近づくと、ガイドブックやニュースに取り上げられる、「唐崎松」へ。すでに雪吊りが完了していました。

間近で見ると、唐崎松を支えている吊り縄が、ほぼ均一の間隔で円錐型に施されていて、「職人さんの技術、すごいなぁ」と、雪の重みで枝が折れないようにと長年続けられてきた技術と職人さんの技が集結したこの形に魅了されました。
職人さん、お疲れ様です!毎年ありがとう。

雪吊りの唐崎松

雪吊りの松を後にし、雁行橋や七福神山など庭園内を散策して、日没も近づいてきたし、帰りの新幹線の時間も近づいてきたので金沢駅に近い、入出口の真弓坂口から兼六園を後にしました。

夜のライトアップも楽しむなら、一泊はしないとね💦

ライトアップの鼓門

金沢駅に着いた頃には日没も過ぎ、鼓門もライトアップされていました。

指定した新幹線の時間まではエキナカのお土産どころで、
お土産を見て、お世話になっている人や自宅用のお土産を買い…
帰路につきました(*^^*)

どうしても日帰りだと足早になってしまうから、各スポットをじっくり見れないことも多いけど、とてもいい気分転換になった。
金沢は、場所によって歴史的建造物も多く、伝統文化も根づいてる魅力溢れるまちだから、またゆっくりプランを練って、何度も訪れて金沢にふれる・知ることにしようと思ったのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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