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だいじ、だいじ。

自分からすれば、いらないもので

 

本物ならね〜なんて言いながら

ゴミにしてしまうもの。


そんなものでも

『だいじなのー!』と寝るときには握りしめて

どこへいくにも持って行く宝物になり

本物に負けず劣らずの目の輝きで喜ぶ娘。


日が経って

放置され


私の足やら背中やらをグリッと攻撃してくる、このニセ宝石にこっそりとさよならを告げた。





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