思い出
愚痴や不平不満を言わないように気を付けてから半年ほど経つ。
本当にいい効果しかない。
まず常に毎日幸せだし、今関わりのある人間の中で嫌だなあと思う人がいない。
1ついいことだけれど、少し寂しい事は
最近、いいことがあっても、悲しいことがあっても
あまり動じなくなったこと。
元々落ち着いてるけど
それがさらに、テンションが一定になった気がする。
最近、疎遠になった友人の話を聞いた。
そして感じた事は『あれ?こんな子だったっけ?』
という疑問だった。
思い出は美化される、とは言うけれど
あまりに当時の印象と掛け離れていて
『あー、私が変わったのか』
と納得した。
その友人はさほど変わっていなかった。
当時のままだった。
じゃあ変わったのは私なんだ、と。
少し物寂しくなった。
もうきっとその友人と再度縁が繋がる事はないのだろうと分かったから。
まあでも、今その友人と話してもきっと合わなくなっているだろう。
ならばやはり思い出は思い出のままとっておくのがいい。
思い出の中の友人は大人びて見えたが、現実はかなり子供だった。
でも私の中で友人は大人びているまま、記憶していたい。
そう思った。
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